3日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、中国の自転車工場が、安全基準の高い欧州には良品を輸出し、それ以外の製品を日本に輸出している可能性を報じた。

番組では近年、自転車の車体破損事故が頻発していることを取り上げた。欠陥などが疑われる自転車の事故は、2004〜2013年度で367件にのぼるという。フレームがふたつに折れたり、走行中にペダルやブレーキが外れる事例を紹介し、予想だにしない事故で大怪我を負う危険性があると警鐘を鳴らした。

昨年に国内で流通した自転車868万台の内、773万台は輸入品だという。自転車活用推進研究会の内海潤氏は、国がいまだに、自転車の安全基準を設置していない点を問題視。日本の自転車販売に関するルールは、先進国の中で「最もゆるい」と話す。

ドイツやEUは、販売する自転車のペダルに150キロのおもりを5分間ぶらさげるなど、相当な付加をかけた耐久検査の義務があるが、日本での販売には、国が策定する安全基準がないのだ。

内海氏によれば、欧州の有名メーカーも中国工場で自転車を製造を行っているが、同じタイプの自転車でも、厳しい試験を突破できる品質の良いものは欧州へ出荷されるケースがあるという。番組は逆に、基準の低い日本国内には、欠陥品が紛れる可能性があることを示唆した。

司会の恵俊彰は、改めて点検の重要性を指摘したが、果たして、それだけで片付けられる問題だろうか。

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