手倉森監督、震災への思い…「3.11に試合をやることに意義がある」

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 U-22日本代表の手倉森誠監督は3日、都内で会見を行い、代表メンバー23名を発表した。手倉森監督は、3月11日に戦うU-22ミャンマー代表との国際親善試合に向けた特別な思いを語った。

「予選の前に壮行試合をしたいかと言われて、ぜひしたいと。場所はどこであれ、3.11に試合をやることに意義があると思った」

 2011年3月11日、東北地方を震源とする大地震が日本列島を襲った。当時、手倉森監督が率いていたベガルタ仙台も大きな被害を受けた。あれから4年。立場は変わったが、思いは変わらない。

「震災があった日に、こういったゲームが出来る。僕は震災当時、被災地チームを率いた監督でしたけど、その中で多くのものを得たと思っている。それは人としてのパワー。被災地の人たちに勇気や力を届けられるような試合をしたい」

 手倉森ジャパンとしては、初の国内公式戦となる。「これからの日本のサッカーを発展させるんだという思いを持ってほしい」とメンバーに向け檄を飛ばすと、「(震災の時)仙台で練習できないときに場所を提供してくれたのは千葉だった。僕にとっても縁がある。会場もフクアリということで、これからもフクが多くアレば」と“らしく”締めくくった。

(取材・文 児玉幸洋)