『DVD&ブルーレイビジョン2015年 03月号』
海外ドラマ特集号。

写真拡大

「DVD化してほしいTVシリーズ」第一位に輝いた『白バイ野郎ジョン&パンチ』!
とうとう完全ノーカット版+放映当時そのままの吹き替え音声で初DVD化である。
3/4にファーストシーズン発売。4/8にセカンドシーズン、5/13にサードシーズンと、三カ月連続リリース。
しかもパンチ役のエリック・エストラーダによる新撮の解説映像つき。
『DVD&ブルーレイビジョン2015年 03月号』のオマケDVDに『白バイ野郎ジョン&パンチ』第一話が収録されていたので観てみたよ!

な、な、なつかしいいいいいいいいい。
悶絶。
日本では1979年から、アメリカは1977年から放映された。
同時期の70年代の海外ドラマは『大草原の小さな家』『チャーリーズ・エンジェル』『宇宙空母ギャラクティカ』など。
牧歌的な時代だ。
「子供には見せられぬ!」という猟奇的なシーンもなければ、「こんなところで次回に続くの!?」なんてクリフハンガーもない。発砲シーンもほぼなし。
明るくコミカルな一話完結のポリスストーリーだ。
『白バイ野郎ジョン&パンチ』の第一話で扱われる犯罪は、スポーツカー泥棒。
コミカルで明るい。
血の流れるような事件は起こらない。
ブロンド美女に見とれちゃうなんていうお決まりシーンも当然でてくる。

パンチは、メキシコ系で不良上がりの白バイ隊員。
お調子者で、いつも上司に叱られてばかりだ。
見習い期間があと少しで終わるのだからおとなしくしていればいいのに……。

長く広い道路を車が走る風景の空撮がやたらに出てきて、ああ、昔はこのシーンを観てワクワクしていたのだと思い出す。
モータリゼーションの明るい未来!
カーチェイスも、カットを短く切ってあれこれ編集することもなく、悠然と撮ってて、野蛮な余裕に満ちあふれている。
ひっくり返るトレーラーが、ショッキングなシーンでなく本当にドーンってひっくり返ったなーって思いながら観る。
自転車に乗ってるこどもを「スピード違反だぞ」と止めて「規則をよく守ってな」と言うシーンがメインの事件とまったく関係なく挿入される。
ああ、「お父さん、ほらそんなところで寝るんならお布団に入って寝なさい」 当時の母の声がよみがえってきました。

今回のDVD版は全長版。
当時のテレビ放送は、一部分カットされていたらしく、ときどき吹き替えが消えて字幕になるのがが、それもたいして気にならない。
いい時代だ。
ジョンの声は田中秀幸。パンチは古川登志夫。

『DVD&ブルーレイビジョン2015年 03月号』は、海外ドラマ特集号。
オマケDVDには、『白バイ野郎ジョン&パンチ』第一話がまるまる収録。
他には『24-TWENTY FOR-』シーズン1から8ダイジェストと最新シリーズ『リブ・アナザー・デイ』のトレイラー。
さらに3/4レンタル開始の『ニンフ/妖精たちの誘惑』。満月の夜ごとに男と関係を結ばないと死んじゃう妖精族の美少女って設定で俺のなかの中二大興奮の海外ドラマを1話まるごと収録。
1970年代から10年刻みに振り返る海外ドラマ特集ページも読みごたえあって、海外ドラマファンは買うべーし。(米光一成)