ダービー最多31本のシュートを浴びせたドルトムント、記録尽くめの勝利

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[2.28 ブンデスリーガ第23節 ドルトムント3-0シャルケ]

 ブンデスリーガは28日、第23節2日目を行い、ドルトムントはホームでシャルケに3-0で快勝した。通算146試合目の対戦で50勝目を飾ったドルトムントにとって、ルールダービー史上に残る記録尽くめの完勝となった。

 終始、試合を支配しながら先制点が生まれたのは後半33分だったドルトムント。28本目のシュートをようやくゴールに結びつけたが、クラブによると、90分間で放ったシュート数は31本で、これは記録が残っている1992年以降、ダービーでの最多記録となった。一方のシャルケはわずかシュート3本に終わり、こちらも1992年以降の最少記録だった。

 個人ではMFマルコ・ロイスが最多の8本を打った。そのうちの1本が後半41分の3点目となった。ロイスは公式戦5戦連発で、プロのキャリアでは自身初の快挙。先制点を決めたFWピエール・エメリク・オーバメヤンも自身初のブンデスリーガ4試合連続ゴールを記録している。

 また、待望の今季初ゴールを決めたMFヘンリク・ムヒタリアンだが、得点となったのは実に今季45本目のシュートだった。なお、GKロマン・バイデンフェラーがこの試合でボールに触ったのは11回だけで、セーブは1本もなかったという。