ひろぴー氏
10月末の黒田バズーカで一気に加速した円安。米国の金融引き締めも既定路線となり、激しさを増す為替相場で勝つ方法を紹介!

◆早期退職も視野のリーマントレーダー。2人の著名トレーダーを模倣したOPバリア術でゆったり勝ち

【ひろぴー氏】
サラリーマン兼業トレーダー。トレード大会で優勝するなど28歳ながら実力は本物。有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法が得意。http://fxhiropi13.com/

投資歴:’98年から16年間
手法:自己流OPバリア
主な通貨取引ペア:米ドル/円、ユーロ/米ドル

「追加緩和が発表されたときは、営業で外回り中だったんですが、車を停めてトレードしました。黒田バズーカきた〜! と気がついたときにはもう150pipsほど上がっていたんですが、前回の黒田バズーカや日銀の為替介入のときは、1日で約300pips上がっていたので、まだいけると判断。111円手前からひたすらロングです」

 ’14年10月31日をそう振り返るのは、サラリーマン兼業トレーダーのひろぴー氏。28歳ながら年+60%ペースで資産を増やし、「来年あたりには独立」と早期退職も視野に入れる若侍だ。

「普段はレバ1、2倍でボチボチやりながら、イベント発生時はレバ20倍で30枚、40枚と大きく取引しています。為替市場って4〜5か月に1回、激しく動くイベントがあるんです。’14年だと5月に起きたECBのサプライズ利下げによるユーロ急落、8月からの円安、それに10月の日銀追加緩和とありました。5月のユーロ急落のときは新幹線に乗車中だったので、電波を気にしながら売りまくりましたね」

 過去の黒田バズーカを見ると、毎回300pips急騰。もしバズーカ3があるなら、これを目安にトレードするのも一つの手だ。だが、これはあくまでもイベント発生時のやり方。普段の手法はどのようなものなのか。

「普段はオプション(OP)バリアの位置を確認したやり方です。『トレーダーズ・ウェブFX』の『FXオーダー』で確認できます。このOPバリアは節目となることが多く、これをターゲットにした動きを狙う手法が基本ですね」

◆相場を動かす大口投資家の動向を注視

 OPバリアとはオプション取引で設定された価格のこと。為替レートがこれに達すると「儲かる/損する人」の双方がいて、OPバリアを巡っては大口投資家たちによって到達させて潰そうとする動き、到達させまいと防戦する動きが錯綜する。その動きを見極め、儲けるというわけだ。

「為替市場を動かすのは大口投資家ですから、同じ方向を見ている大口投資家と同じように勝ったり負けたりしたいんです。だから、OPバリアの10銭くらい手前まで上昇してきたら『潰そうとする大口が勝ちそうだな』と考えて買いで入り、OPバリアにタッチしたら決済といったように取引します。OPバリア情報を掲載しているサイトでストップ注文の様子も見られるのですが、ストップ注文が溜まっているところも同じ考え方。大きなストップ注文の手前まできたら潰す方向に取引します」

 さらに、エントリーや利益確定ではテクニカル分析も活用する。

「主に日足と4時間足で4本の移動平均線を見ています。62と144のEMA(指数平滑移動平均線)と、25・25、3・3のDMAですね」

【グラフ】はコチラ⇒http://hbol.jp/?attachment_id=18853

 DMAの動きは図のとおり。25・25DMAなら普通の25移動平均線と同じように引いて、右側にローソク足25本分ズラした線になる。ずいぶんとマニアックなテクニカルだ。

「僕のやり方は模倣なんです。DMAは元シティバンクの西原宏一さんから、EMAはアメリカ人FXコーチのロブ・ブッカー氏に教わったやり方。その活用法ですが、まずOPバリアを潰したあとは、目標を達成した大口投資家が『やれやれ』となって反転することが多い。そんなときに25・25のDMA付近でエントリーし、62EMAで利益確定。62EMAを勢いよく抜けるようなら144EMAをターゲットにします。25・25DMAから62EMAまでの動きは勝率も高い」

 勝者のエッセンスを取り入れて自己流に昇華させるひろぴー氏。そんな彼のやり方こそ、サラリーマンは模倣すべきかもしれない。

【2015年必勝戦略】バズーカ3発射なら3円幅。オプションバリアも健在!

◆Q.トレードに影響を与えた本は?

『30年間勝ち続けた プロが教えるシンプルFX』西原宏一著。「DMAを使うのは本書の影響。ディナポリ手法を取り入れるきっかけに」

◆Q.毎日トレードに費やす時間は?

1時間程度「集中してチャートを分析するのは帰宅後の夜。仕事中もちょくちょくスマホでチェック

― 株&FX 爆勝トレーダーの必勝投資術【5】 ―