ブログやSNSでも使える 知っていると便利な画面保存の方法Windows、Mac、iOS、Androidまとめて紹介

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パソコンやタブレットを使っていて、画面を画像として取っておきたいということはないだろうか。専用のアプリを使う方法もあるが、OSの標準機能だけでも、それは可能だ。

今回は、Windows、Mac、iOSAndroidの4つのプラットフォームで、画面を画像ファイルにする方法を紹介する。

●画面を画像ファイルとして保存する
テクニカルライターの仕事をしていると、OSやアプリケーションの画面を画像ファイルとして保存するのは日常茶飯事だ。この作業を「画面キャプチャー」と呼ぶが、特にアプリケーションの解説記事を書いたり、書籍を執筆したりするときは、丸一日、画面キャプチャーに費やすことも珍しくない。

一般の方でも、ブログでアプリの使い方を紹介したり、突然表示された変なメッセージをについてFacebookに投稿したりするときは、画面キャプチャーの方法を知っておくと便利だ。ここでは、Windows、Mac、iOSAndroidでの画面キャプチャーの方法を紹介しよう。

<Windows>
Windowsでは、以下の操作で画像データをクリップボードにコピーできる。クリップボードにコピーした画像データは、[Ctrl]+[V]キーでアプリに貼り付けられる。

・フルスクリーン……[PrintScreen]キーを押す。
・アクティブウィンドウ……[Alt]+[PrintScreen]キーを押す。


なお、Windowsの場合、画面キャプチャーできるオンラインツールが多いので、キャプチャーすることが多いなら、こうしたツールを用意しておくと便利だ。ちなみに、筆者は長年、HyperSnapというツールを愛用している。

<Mac>
Macの場合は、次の3つの操作が基本となる。いずれも、デスクトップに「スクリーンショット2015-02-27 12.00.25.png」といった、日時を組み合わせたファイル名でPNG形式の画像ファイルが自動的に作成される。

・フルスクリーン……[command]+[Shift]+[3]キーを押す。
・選択した範囲……[command]+[Shift]+[4]キーを押したあと、画面をドラッグすると、ドラッグした範囲が画像ファイルになる。
・ウィンドウ……[command]+[Shift]+[4] キーを押したあと、[スペース]キーを押す。すると、マウスポインタがカメラの形になるので、キャプチャーしたいウィンドウ上に持っていき、クリックする。


iOS
電源ボタンとホームボタンを同時に長押しすると、画面全体がキャプチャーされる。

Android
Androidは端末によって操作方法が異なる場合があるので、詳細は各端末のマニュアルを参照してほしい。わりと多いパターンは、2つ。

・「電源ボタン」+「音量ボタンの減ボタン」の同時長押し
・「電源ボタン」+「ホームボタン」の同時長押し

ちなみに手持ちのNexus 7では、電源ボタンとボリューム減のボタンを同時に長押しすると、画面全体がキャプチャーされる。他の機種でも、このボタンの組み合わせが多いようだ。


井上健語(フリーランスライター)