注意すると逆ギレ?駅や電車だけじゃない本人に自覚のないスマホの最新迷惑行為

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スマホの迷惑行為が気になる人は増えている。すぐに思いつくのは、駅や電車内でのスマホ利用だろう。歩きスマホや電車内での着信音、通話など、誰でも1度や2度は経験あるはずだ。しかし、最近の迷惑行為は、なにも駅や電車内に限ったことでないから、困りものだ。

スマホが浸透してくるにつれ、迷惑行為が行われる場所も、どんどん広がってきている。いったいどんな場所でスマホの迷惑は行われているのかを見ていこう。

●家族関係にも亀裂発生? 家庭内でもスマホ漬け
家庭にいるときでも、スマホを手放さない人は多い。
メール、SNSなど、何かある度にすぐに取り出して見る。食事中でも会話の途中でもおかまいなし。
果ては「子どもを見ててね」とお願いされているのに、ついスマホに気を取られて目を離してしまうなんてことも。

どちらかというと、こういった家庭内のスマホ迷惑は、女性側より男性側に多い傾向があるようだ。

あくまで家族間の問題だが、あまり度が過ぎると家庭不和の原因となり、家庭崩壊、離婚の危機も免れないだろう。

●学校でのスマホ使用の是非 先生と生徒の垣根が壊れる?
最近は、学生だってスマホを持つのは当たり前となっているが、学校側の対応はバラバラだ。
学校に持ってくることを許可しているところもあるれば、使用の禁止、持ちも込みを禁止する学校もある。
しかし、ついうっかりマナーモードにするのを忘れていて、授業中にLINEの着信音がカバンの中からしたりすると、授業の妨げにもなるだろう。この程度のことであれば、まだ許せる範囲かもしれない。しかし、隠れてアプリで遊んだり、イヤホンを袖から通して音楽を聴いたりする強者もいるのだとか。

また、昨今では、教師と生徒がメッセージのやり取りをして、事件や問題になることも多い。
もう、そうなると個人への迷惑をこえて、社会の迷惑にもなる。
ダメなものはダメ、なはずだが、守られないようであれば持ち込み禁止になる可能性もあるだろう。

●注意すると逆キレ? スーパーや通路で通話し放題
スーパーで買い物をする際には、狭い通路はお互い譲り合って通るのが常識だ。
しかし、時々スマホでおしゃべりしていて全然どいてくれない人がいる。こちらに気づかないのだ。仕方なく「すみません」といって通ろうとすると、こっちが悪いわけじゃないのに、すごい目でにらみつけられてしまう。どこでも電話で話せるのがスマホのいいところだが、邪魔にならない所に移動するぐらいの気配りはほしいものだ。

●グルメ、食事好きは結構なことだが、配慮無しのやたらとパチリはNG
レストランで料理が出ると、まずは写メする人がいる。そしてそのままSNSにアップ。
楽しいスマホの使い方だが、これも迷惑行為になり得る。
落ち着いて食べたいのにシャッター音がすると気になるし、一緒にいる人は、写真を取り終わるまで“待て”を食らわされる形になる。

こうした行為を周りに配慮せずに行えば、まったくの自己中となる。
だいたいお店の人だって、「宣伝になっていい」と思う人もいれば、「周りのお客様の迷惑になる」、「冷めないうちに食事を楽しんで欲しい」など、さまざまな思いがある。
気軽に撮れるスマホだからといって、周りのお客さんやお店に配慮しないで、なんでもどこでも撮っていいというわけではないはずだ。

●デパートの売り場でスマホで電話しながら質問
売り場の店員さんに、スマホで通話しながら話しかけている人もいる。
「こういうのが欲しいって言ってるんだけどある?」とか「サイズが2種類あるらしいけどどっち?」とか、自分が間に入ってスマホで電話している相手を含めて、3人で会話をするのだ。
挙げ句の果てには「私じゃよくわからないから変わって!」と店員さんにスマホを渡したりする強者までいる。
その間、ほかの人はひたすら待たされることになる、これを迷惑と言わずになんと言えばいいのだろう。
特にレジ前とかでやられた場合は、長蛇の列ができてしまう原因にもなるだろう。嫌になって、途中で帰ってしまうお客さんがいたら、お店や売り場としては大損害だ。

スマホはいつでもどこでも使えて便利なグッズだ。
しかし、そのせいで、今まで電話やWebを閲覧しないような場所でも利用するケースが増えている。
さまざまな迷惑行為も、本人は迷惑行為をしている自覚がないケースが多い。また、親切から注意すると、逆ギレされるのも、本人が迷惑行為をしている自覚のないことの現れだ。

とはいえ、基本的に特に公衆の場でやってはいけないことは、スマホが普及する前と何も変わらないはずだ。人のいやがることはしない。このことを肝に銘じて使うようにしよう。