江戸川レース場は東京湾に近いことから強い海風が吹き、白波が立つことも決して珍しくない。干潮満潮の影響を受けやすく、スタートも旋回も非常に難しい水面だと言われてきた。

 走り慣れた地元勢有利という見方が一般的だが、佐賀のA1級・宮地元輝はこの難水面をスイスイとこなし、遠征するたびにすばらしい航跡を残してきた。最近3年間の実績は43走して1着13本、2着9本、2連対率51.2%。地元勢が舌を巻く好成績である。

 だが、佐賀からの遠征選手とあって配当は高く、昨年10月7日、風速4メートルの向かい風をついて5コースから桑原将光、河合佑樹らをまくったレースは3連単1万8340円の大穴。昨年1月13日、風速6メートル、波高5センチの悪条件下、4コースから05のトップスタート一発、荻野裕介、清水敦揮らをまくった優勝戦も1万1030円をつけた。

 1着13本の決まり手は逃げが2本、差しが1本、まくり差し2本。残る8本はまくり圧勝だったのも魅力的。コンマ15の平均スタートから豪快一気に仕掛けていく。2月24日【火】〜3月1日【日】の「江戸川一般戦」は山田哲也、中澤和志、市橋卓士らに人気が集中しそうだが、どっこい、宮地が江戸川巧者の本領を見せて高配当を連打するだろう。

 なお、宮地の次走地は3月11日〜16日の「宮島一般戦」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周

◆アサヒ芸能2/24発売(3/5号)より