海外旅行はこの春がチャンス!“燃油サーチャージ”が大幅値下げ
「海外旅行に行きたい」とは思っているけど、踏ん切りがつかなかったみなさん。今こそが安く行くチャンスですよ! 自費取材などで年に数回海外に飛ぶライターが、その理由をお教えします。

 この春が海外旅行に行くのにとってもお得な時期になったって知っていますか? 実は航空券には運賃のほかにいろいろな費用が乗っかっているのですが、そのなかでも大きな割合を占める“燃油サーチャージ”がこの2月1日から大幅に安くなったからなんです。

 正式には「燃油特別付加運賃・料金」と呼ばれる燃油サーチャージ。これは飛行機の燃料代が高騰したときに、航空券の代金だけではまかないきれないため、価格が一定の水準に戻るまでという一定の期間・条件の下で各航空会社が国土交通省に申請して認可された費用のこと。

 基本的に原油価格と連動するので、ここ数年は高値でした。たとえば航空券自体の金額が5万円でも、燃油サーチャージが5万円以上かかって総額は10万円を超える時期もあったほどです。

 ところが2014年後半から原油価格がグーンと下がったので、2カ月に1度の見直しで燃油サーチャージもプライスダウン! つまり、今の時期はかつてないほど航空券が安いという嬉しい状態になっているのです。

 長距離路線ほど値下げ幅も大きく、たとえばJAL(日本航空)とANA(全日空)の日本発ニューヨーク行きの燃油サーチャージは往復4万2000円だったのが、2/1〜3/31は往復2万8000円と1万4000円も安くなりました。4/1〜5/31はさらに安くなります。

⇒【グラフ】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=204160

 その分、現地ホテルのグレードを上げたり、レストランでちょっといいものを頼めたり…など嬉しいことづくし。「海外旅行はこの春がチャンス」というのはそういうワケなんです。なお、燃油サーチャージは航空チケット発券日が基準となるのでその点ご注意を。

◆手数料ゼロでお得に旅行

 航空料金総額のうち、さらに費用を削れるポイントが、旅行会社・旅行サイト等の「手数料」。実は航空会社が各旅行会社に提供する費用は基本的に一律で、旅行会社はそれで儲けを得ることはできません。

 そこで旅行会社は利益のために手数料を設けています。これは旅行会社によって名目も価格も様々で、だいたい1000〜3000円程度が乗っかってくるのですが、なかには“ゼロ”というところもあるんです。

 手数料をゼロにしている旅行サイトの代表が『エクスペディア』(expedia.co.jp)。

 手数料無しで大丈夫なの? とも思いますが、エクスペディアはホテルがメインのため、“航空券の手数料で利益を取らない”という考えで無料にしているそうです。

 世界中の旅行者が利用しているため、エクスペディアの旅行取り扱い額は年間5兆円を越えるそう。それだけの規模があればスケールメリットで手数料をゼロにすることが可能なんですね。

 2月後半に入って原油価格が上昇しており、6/1以降は金額が上がる可能性もあります。燃油サーチャージが下がった今は、海外に行くには千載一遇のチャンスだと思いますよ。

<TEXT/関谷知生>