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人と会話をしているとき、口臭がしているのでは……と不安になった経験のある人は少なくないはずだ。とくに職場では、上司や取引先など目上の人と話す機会も多いため、キレイな息を保つのは身だしなみ同様に大事なエチケットと言える。

○仕事中は口臭が起こりやすい!?

しかし、食後や人に会う前に、必ず歯磨きをするのは難しい。職場では、時間やスペースの問題であきらめている人も多いだろう。カンロがこのほど発表した「お口のエチケットに関する調査」の結果でも、約6割が職場で歯磨きをしないと回答している。

同調査にコメントを寄せている「志村デンタルクリニック ドライマウス・口臭外来」の志村真理子副院長によれば、仕事中は業務や人間関係によるストレス、口臭に対する不安感などから唾液分泌が抑制され、口臭が起こりやすいのだという。そのうえ、歯磨きをしない/できないとなると、ニオイが発生する可能性は高くなってしまうとのこと。

では、歯磨きができない状況で、口臭を防ぐにはどうすればよいのか。今回は、コーヒーや緑茶、ガム「キシリッシュ クリスタルミント」、マウスウォッシュ「モンダミン ペパーミント」、タブレット「ミンティア グリーンエバー」、息清涼カプセル「ブレスケア ミント」、エチケットキャンディ「リベロス」といった、コンビニで買える口臭対策ケアグッズや食後の定番ドリンクのなかで、最も口臭を軽くする効果のあるものを口臭測定器を用いて調べてみた。

調査に用いた口臭測定器は、「ブレストロン」。口臭の主な原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)を検出し、「ノーマル(0〜250ppb/口臭なし)」、「マイルド(251〜600ppb/軽度)」、「モデラート(601〜1500ppb/中等度)」、「シビア(1501〜3000ppb/重度)」の4段階で客観的に口臭の強さを評価する装置だ(ppbとは、人の嗅覚で口臭を感じとる濃度を表わす単位のこと)。

検証は、キムチを食べた直後とケアをした直後にブレストロンで数値を測定し、行う。キムチを食べた直後の数値は420〜500ppb。軽く口臭がする状態だったが、果たしてどこまで軽減されるのか。

○最も効果が高いのは意外にも……

調査結果は以下のとおり。

・リベロス最も数値が低かったのは、意外にもエチケットキャンディ「リベロス」。表面がザラザラでわずかに渋みがあるため、舐めているうちに舌がサッパリしてくるのが感じられた。ガムのように口を動かさないため、仕事中にコッソリ舐められるのも嬉しいポイントだ。

・キシリッシュ クリスタルミント口臭対策として定番アイテムであるガムがまさかの第2位。「キシリッシュ クリスタルミント」は、強すぎないミント味が食べやすい。仕事中にガムをかむことができない人も多いというネックはあるが、口臭を軽減する効果は高いことが証明された。

・モンダミン ペパーミント「モンダミン ペパーミント」は20mlを口に含み、30秒すすいで測定した。口内のみを洗浄する商品なのでノドの奥にニオイが残っている気がするが、口の中が洗浄されるスッキリ感は他の商品では味わえないものだった。歯磨きより時間もかからないので、歯の健康を考えるとぜひ取り入れたい習慣だ。

・ブレスケア ミント「ブレスケア ミント」は、カプセルを飲むと胃の中からニオイをキレイにしてくれるという。カプセルは胃の中で溶けるからか、飲んだ直後はそれほど数値が変わらないものの、30分後には計測すると33ppbまで低下。即効性はないが、かなり口臭を抑えることができることが明らかに。また、ゲップなど胃から戻る息の臭さや不快感が消えていたため、ニオイの強いものを食べたあとに良いだろう。

・ミンティア グリーンエバー「ミンティア グリーンエバー」は5粒を舐めて測定。「ブレストロン」はミントの香りなどを検知しないため、数値的には少し高め。口の中ですぐに溶けてしまうため唾液があまり出ず、口臭に効果があるかは疑問が残った。しかし、息をポリ袋に入れて嗅いでみると、ちゃんとミントの香りが。舐めるのに時間もかからないので、誰かと会う直前に舐めるのに最適と言えそうだ。

・緑茶/コーヒー食後のドリンクとして自然に取り入れられる「緑茶」「コーヒー」では、「緑茶」のほうが口臭を消す効果が高いことがわかった。コーヒーを選ぶ場合はニオイが残るので、タバコなどと同様に飲んだ後に何かケアをしたほうがよさそうだ。

いかがだっただろうか。今回の検証では意外にもキャンディが一番口臭に効果があることが分かった。人の印象を左右し、また自分では気づきにくい口臭。「いい人なんだけど、話すとニオイが……」と敬遠されないためにも、こまめなケアを習慣づけたい。

※本稿の数値は編集部で行った実験によるものです。数値は条件や状況によって変わる場合があります。