電撃解任されたアギーレの後任選びが難航している。国際舞台で活躍する大物監督が候補に挙がっているが、そんなに高望みもしていられない。2018年ロシアW杯のアジア予選が、もう4ヵ月後に迫っているのだ。

こうなったら実力や実績なんて一切無視して法則だけで監督を選んでみてはどうだろう?

『週刊プレイボーイ』本誌では、昨年のW杯特集で驚愕(きょうがく)の法則を発見した。目をつけたのは直近4大会の監督の髪型だ。98年のジャケ監督は白髪+メガネ。02年スコラリ監督はハゲ。06年リッピ監督は白髪メガネ。10年デル・ボスケ監督はハゲ…。なんと、「白髪メガネ→ハゲの順に優勝」していたのだ!

この法則通りにいけば、14年ブラジル大会の優勝監督はズバリ、白髪メガネ。週プレはウルグアイとアルゼンチンを推したが、惜しくも敗戦…。優勝はまさかの黒髪・レーブ監督だった。

この結果を受けて、W杯の優勝監督を再調査した結果、衝撃の新事実が判明した。さかのぼること20年、なんと94年大会で優勝したパレイラ監督も黒髪だったのだ! これぞ「黒髪20年周期説」。またひとつ、新たな法則を見つけてしまった…。

94年以降、「白髪メガネ→ハゲの法則」が生まれたことを考えると、「黒髪の後に白髪メガネ→ハゲの法則」が成り立つ可能性は高い。ということは、次は白髪メガネの監督が有利になるはず。

この段階で、監督候補はかなり絞られる。ハゲのスパレッティや黒髪のラウドルップはあり得ない。選ぶべきは鹿島アントラーズをJリーグ3連覇に導いたオリベイラや、長谷部や内田を指導した経験のあるマガトだ。まあ、マガトは髪のボリュームが若干不安ではあるが、両監督とも日本人のことをよく知っているという点で期待できそうだ。

しかし! 髪型ばかりに気を取られ、的中率100%の「歴代優勝国はすべて自国監督」という最強の法則を忘れていた。いくら指導力があっても外国人監督では勝てない。優勝を狙うなら日本人の監督に賭けるべきだ。

とはいうものの、優秀な白髪メガネの日本人監督って? そこで、ここはもう、実績のある岡田監督に任せよう。岡ちゃんも今年で58歳。年齢的にいつ真っ白になってもおかしくない。しかも、アジア杯で惨敗したチームを立て直すのは相当ハードな仕事。大きな重圧を乗り越え、白髪をなびかせながら胴上げされる岡田監督…。

あくまで法則的にだが、“白髪岡ちゃん”率いる第3次岡田ジャパンなら悲願のW杯優勝も夢ではないかもしれない!

他にも、ロンドン五輪で日本をベスト4に導いた関塚監督も国際経験アリな“黒髪メガネ”だ。でも、彼は岡ちゃんよりも年下。あと3年で白髪になるのは、岡ちゃん以上に難しそう。

それにしても、白髪の目ぼしい人材が見当たらない。白髪でメガネの日本人監督って他に誰が……あっ、いた。国際経験豊富な白髪メガネの監督といえば、宮崎駿がいるじゃないか! まさに、日本を代表する“監督”だ。

戦術面は一流のコーチに任せて、宮崎監督はピッチ横で絵を描いていればいい。大人から子供まで楽しめる、ファンタジーな“ジブリジャパン”ってどう? いや、意外とマジで。