iPhone版Dropboxがパソコンなみに便利になった!最新バージョンアップでアプリから写真やメモを直接保存できる

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外部メモリーカードに対応していないiPhoneは、クラウドサービスと連携させて使うことで、とても便利になる。
しかしながら、Apple純正の「iCloud」以外のクラウドサービスは、アプリ側から写真やメモの保存がしにくいと、やや使いにくい面もあった。

世界最大級のクラウドサービス「Dropbox」は、2月17日のアップデートでこの使いにくさを改善してきたのだ。

●バージョンアップによりアプリ側から保存が可能に
Dropboxがバージョンアップされたのは2月17日。内容としては、
iOS 8向けに「お気に入りのアプリから直接Dropboxにファイルを保存できます」
というものだ。

具体的になにができるようになったのだろう。

●写真や動画保存のほかにメモも保存できるようになった
今まではDropboxアプリを起動させたのちに、写真や動画を選んで保存していたのだが、今回のアップデートからは写真アプリからそのままDropboxへ保存できるようになったのだ。
つまり、保存のためにDropboxアプリを起動する必要がなくなったのだ。

写真でも動画でも選択したのちに、共有マークをタップすると「Dropboxに保存」が出てくるようになった。
なお、最初は出ていないので、共有一番右にある「…その他」をタップしたのちに、「Dropbox」を有効化しよう。

ただ、注意したいのが、複数の写真や動画を選択してもDropboxへ保存できないという点だ。
まとめて一気に保存したいのであれば、Dropboxアプリを起動しよう。

また、便利で面白いのが、「メモ」の保存である。
iPhone純正のメモ機能から、共有マークをタップしたのち、Dropboxへ保存を選択するだけでDropboxに保存だ。

保存されたメモは、テキストファイルにて保存される。
したがって。あとでタブレットやパソコンで確認、編集することもできるようになるのだ。これは、かなり便利だ。

●よりパソコンライクな操作ができるようになった
iPhone向けDropboxは度重なるバージョンアップにより、よりパソコンに近い使い勝手となっている。

フォルダの新規作成
ファイルやフォルダの名前変更
Microsoft Officeアプリとの連携
指紋認証によるパスワードロック解除(Touch ID対応モデルのみ)

となっているのだ。
さらに、アプリ側からDropboxへの直接保存できるようになったとなれば、クラウドサービスとしての使い勝手が格段とアップしたのは間違いない。

Dropbox


布施 繁樹