低迷『花燃ゆ』は東出昌大の浮気ドラマにしちゃえ!久坂玄瑞には隠し子も
「幕末男子の育て方。」というキャッチで女子の心をくすぐらんとする、今年の大河ドラマ『花燃ゆ』。伊勢谷友介、大沢たかお、東出昌大、高良健吾……と、確かにイケメンが出まくりです。が、現存する写真や肖像画、エピソードなどからすると、実際の人物たちはそれほどでもなかったようです。

 ところが、井上真央演じる主人公・文の最初の夫、久坂玄瑞は、東出昌大がぴったりのイケメンだったようです。身長約180cmの長身で、よく通る美声を持った美男子と伝えられています。そんな彼は、地元で帰りを待つ文をよそに、京の都でイロイロやらかしている様子。

 視聴率が11.6%(第7話、2月15日)と低迷しているこのドラマ、いっそ東出クンの浮気ドラマにしちゃえば盛り返すかもしれません。では色男・玄瑞のモテっぷりとはいかに? ネタバレ御免!

◆文の顔は好みじゃなかった!?

 久坂玄瑞は長州藩の尊王攘夷派(異国に対して弱腰の幕府に対し、天皇を中心において外国人を打ち払おうという政治思想ですね)のリーダーとして活躍した志士。吉田松陰が長州第一の俊才と評価するほど、頭の切れる人物だったようです。彼の才能に惚れ込んだ松陰は、自分の妹・文と結婚させます。玄瑞18歳、文15歳のときです。

 が、玄瑞はあろうことか、文のことを「好みの容姿ではない」と断ろうとしたそう。これに対し、「君は見た目で妻を選ぶのか」と松下村塾の先輩に言われ、しぶしぶ縁談を承諾したなんてエピソードがあります。これが本当なら文がかわいそう。どんだけ自分の顔に自信があるんだって感じですよね。玄瑞のイケメンぶりを語る上で作られた話のようにも思いますが。

 そんな玄瑞は、文を萩に置いて京の都で勤皇の志士として奔走します。そして、二人の結婚からわずか7年後の元治元(1864)年、長州藩が幕府側に対して武力衝突を計った禁門の変で玄瑞は自害。文は全国を飛び回る玄瑞と手紙のやりとりを交わすばかりで、結局子どもはできなかったようです。

◆玄瑞の死後、京の芸者が子どもを出産

 文と一緒に過ごす時間が少なかった玄瑞。ですが、イケメンな上に、長州藩から「周旋役」、つまり外交官として京に派遣され、お金もたっぷり持っていました。このため、京の芸者さんたちの間で「長州の久坂はん」と呼ばれ、大人気だったようです。

 そんな夫は彼女たちとイイ仲に。お相手は、京都島原・桔梗屋の辰路という女性。禁門の変の直前、玄瑞は愛する彼女に一目会いたいと島原まで駆けつけたとか。結局、長州藩の志士が何をやっているのかと仲居さんに阻まれ、会えないまま帰ったそうです。

 そして、禁門の変から2か月後、辰路は男の子を出産します。玄瑞はちゃっかり子どもを残していったんですね。なお、男の子の母親は、玄瑞が伏見でなじみだった佐々木ヒロという女性とも言われています。

 何人もの女性と関係を持っていた玄瑞。ほかにも隠し子がいたのではないかと疑いたくなります。

⇒【後編】「未亡人の葛藤を、井上真央に演じてほしい」に続く http://joshi-spa.jp/196199

参考:『吉田松陰と松下村塾』、産経WEST「花燃ゆ維新伝」http://www.sankei.com/west/news/141227/wst1412270007-n1.html(著者:木村幸比古・霊山歴史館副館長)など

<TEXT/佐藤来未(Office Ti+)>