後半連続ボギーでスコアを伸ばせず苦しいラウンド(撮影:岩本芳弘)

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<ノーザン・トラスト・オープン 3日目◇21日◇リビエラカントリークラブ(7,349ヤード・パー71)>
 カリフォルニア州にあるリビエラCCで開催中の米国男子ツアー「ノーザントラスト・オープン」3日目。26位タイからスタートした松山英樹は4バーディ・3ボギーの“70”でラウンド。スコアを1つ伸ばし19位タイに浮上した。
中嶋常幸が語る、松山英樹の強さを支える武器
 前半は絶好調だった。「いいパッティングが出来た」と出だしの1番で2.5メートルを沈めバーディ発進。さらに3番をバーディとすると、上がりの9番でも約5メートルをねじ込み、多くの選手がグリーンの難しさを語る中で、パットで3バーディと調子の良さを窺わせる。
 暗雲が立ち込めたのはバックナイン。11番でバーディを奪い、4アンダーと上位が見えてきたときだった。それは12番のセカンドショット。「ティショットが思ったより飛んで、簡単なバーディ取れるようなチャンスにつけられるいい機会だった。そんな欲出してたら…」と放ったショットは右ラフへ。そこからアプローチを寄せられず、パーパットも決められずこの日初ボギー。「セカンドのミスでしたね」と唇を噛んだ。
 さらに、悔しいボギーのあとの13番では、カップに蹴られ3パットのボギーに。続く14番でも「12番と同じようなセカンドでしたね」と右のラフに入れてしまい、そこから2度のアプローチ。パットでしのいだものの3連続ボギーを叩き万事休す。後半でスコアを2つ落とし、トータル1アンダーと首位と7打差で最終日を迎えることとなった。
 今日のラウンドを振り返り松山は、調子が良かったからこそのミスだと語る。「(12番のセカンドショットは)何でもないショットだったんだけどね。ミスする方向も考えていかないといけない。それできなかった。バーディ獲りたい欲が出た」と3連続ボギーの引き金となったショットの原因を分析する。「そこでチャンスにつけられないっていうのは、まだまだってことですかね」と嘆いた。
 それでも「優勝は難しいし、無理としても少しでも上で終われればいいですね」と最後は前を向いた松山。「少しは爆発できるかも。パットのストロークは良くなっている。チャンスはなくはない」と明日の最終日、諦めずに上位を目指していく。
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