巨人の新主将が狙い打ちに

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 今年もプロ野球のキャンプシーズンがやってきた。開幕前のこの時期の風物詩といえば、キャンプ地でハメを外した選手たちの下半身スキャンダルである。

 その第1号となったのが、今年から球界の盟主、読売ジャイアンツの新主将を務める坂本勇人内野手(26)。

 フライデー3月6日号(講談社)が、巻頭の袋とじページで、『キャンプ宿舎に愛人連れ込んだ「ベッド写真」』と題し、坂本の?熱い一夜?の一部始終を報じた。

 同誌によると、坂本は2月4日深夜、キャンプ地の宮崎で昨年知り合った女優、片瀬那奈似の23歳のキャバ嬢を宿舎ホテルに呼び出し、行為に及んだという。

 同誌は、キャバ嬢が撮影した、一戦を終えた後の坂本の寝顔写真も掲載。昨年から2度に及んだプレーの様子も詳述している。
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かなりのオラオラ系

 それによれば、坂本はかなりの「オラオラ系」で、ホテルに呼び出した女性に「口でしろよ!」と要求。コトが終わると、「タクシー代」として2万円〜5万円を渡したのだという。

 主将として臨む新シーズンを前に、いきなり出鼻をくじかれた格好の坂本だが、こうした?夜の暴走?が報じられた選手は枚挙にいとまがない。

 2013年には、チームメートの杉内俊哉投手(34)が、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)合宿中に宿舎のホテルで不倫密会している現場をフライデーされている。

 野球選手は、女性人気の高い職種だけに、こうした醜聞とは無縁ではいられないという側面はあるだろうが、彼らにとって、より脅威となるのは、わざと選手を籠絡して罠にはめようとする美人局の存在だ。

「もっとも多いのがヤクザが絡むパターン。選手が集まるスナックやキャバクラに息の掛かった女性を送り込み、巧みに誘惑させる。女性と2人になった所をカメラに収めて、その現場写真を球団に持ち込み、カネにするのです。期間中の逢瀬で選手とトラブルになった女性がヤクザや半グレ連中に話を持ち込んで、後から脅しをかけることもある」(事情に詳しいスポーツ紙記者)

 各球団のキャンプが集中する宮崎や沖縄には、シーズンになると?シノギ?のために裏社会の連中が集まり、繁華街で虎視眈々と獲物を狙うのだという。有名選手の中にも、美人局の被害にあった人は少なくない。

「最近ではロッテの涌井秀章投手がカモにされた。西武在籍時代に筋の悪い輩にゆすられ、散々搾り取られた。厳密に言えば美人局には当たらないかもしれないが、2012年には、巨人の原辰徳監督が、20年以上前の女性との不倫をネタに、1億円を脅し取られていたことが明らかになった。表沙汰になっていないだけで、カネを支払うかわりに、スキャンダルをもみ消してもらった選手は数え切れないほどいるだろう」(事情通)

 球界きってのスター選手を直撃したスキャンダルには、果たしてどんな裏事情が潜んでいるのか。

(取材・文/浅間三蔵)
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