岡崎慎司選手の所属するマインツがリーグ戦の不振を受け、カスパー・ヒュルマンド監督の解任とマルティン・シュミット新監督の就任を2月18日に発表した。

岡崎選手は、翌日、この監督交代について自身のブログで心境を明かしている。

「監督が解任になりました。シーズン途中で監督が代わるのは、僕にとって初めてのことなので 何とも言えない気持ちです。改めて監督という立場はシビアなんやと思いました」と綴っている。

岡崎選手は、清水エスパルス、シュトゥットガルト、マインツと、これまで3チームを渡り歩いたキャリアの中で初めて体験する、シーズン途中の監督解任にやや困惑しつつも、監督業の難しさを実感しているようだ。

また「当たり前という人もいるかもしれないけど プレーしていた自分には何もなく、全ての責任を監督が背負い込むのは 何か違うようにも僕は思う」と、ヒュルマンド前監督が解任という形で全責任を負ったことに関しても、現場の選手としてやや申し訳なさそうに綴っている。

現在14位と、このまま敗戦が続くと降格圏へと落ちる可能性もあるマインツがシーズン後半へ向けて、いわばテコ入れの目的で行った今回の監督人事だが、岡崎選手は「でも、悩んだり悔いても仕方ない! チームはまた新しくスタートしました! チームも自分もシンプルに戦い勝つ! まとまる事が今一番必要ですよね!」と、自分に言い聞かせるように前向きなコメントしており、ファンに向けて「ヒュルマンド監督応援よろしくお願いします!」と奮起を誓っている。