『魔法の着物』

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桃井かおりの主演映画『魔法の着物』が、2016年秋に公開される。

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同作は、初の長編監督作『Loss』で2008年に『上海国際映画祭』最優秀監督賞を受賞したラトビア出身のマリス・マーティンソン監督の新作映画。『Loss』に感銘を受けた桃井が直々に交渉したことから出演に至った2010年の『AMAYA 雨夜 香港コンフィデンシャル』、昨年の『Oki - in the middle of the ocean』に続き、桃井とマーティンソン監督が再度タッグを組んだ作品となる。

物語の舞台は、ある出来事から自分の殻に閉じこもってしまった日本人女性が訪れたラトビア共和国の首都リガ。着物をはじめとする日本や北ヨーロッパの文化を通して、現地の人々と交流する中で、少しずつ彼女が心を開いていく様や、行方不明の夫との再会などを描く。桃井はラトビアで見失っていた自分自身を取り戻していく主人公の女性を演じる。

なお、同作は神戸とリガの姉妹都市提携40周年を記念して製作されるもの。日本とバルト諸国による初の国際共同製作作品となる。撮影は8月からリガでスタートし、10月から神戸でも行われる予定だ。

■桃井かおりのコメント
町中の人がある朝、ただ手を鎖のように皆でつなぎあわせて、無抵抗で、命をかけて、独立を勝ち取ったラトビア。たった20数年前の話です。その首都であるリガは何か奇跡が起こりそうな町なのです。自然災害に痛めつけられた日本人も、自分たちの手で立ち直ろうとしています。神戸からリガに流されるように行き着いた主人公が経験する奇跡は、失った愛しいモノを取り戻す旅なのかもしれません。マリス・マルティンソンス監督は弁慶の様な風貌の、心優しいラトビア人です。このラトビア人と今のこの日本人だからこそできるお伽話が、きっと作れるんじゃないかと思っています。