ニック・ファルド(イングランド)、アーニー・エルス(南アフリカ)、ミシェル・ウィ(米国)などをトッププロに育て上げ、近年では女子世界ランキングナンバー1であるリディア・コ(ニュージーランド)を指導しているデビッド・レッドベターが苦境に陥っているタイガー・ウッズ(米国)について持論を語った。
苦悩のウッズ「トーナメントで戦える状態にない」
 レッドベターは取材に対し「彼を教えているわけではないから」と前置きをした上で、穏やかに語り始めた。
 真っ先に、言及したのはウッズの内面。「今タイガーは色んなことを考えて、考えて、考えて、考え過ぎているように見える。トゥマッチ。クレイジーだ。ゴルフをするためのマインドというのは特別なもので何よりも大切。だが、今彼の頭の中は混乱している」。ここ数年続いたトラブルや度重なる怪我により、ウッズ自身がゴルフにフォーカスできなくなっていることが不振の根本だと指摘。
 さらに、ウッズは現在6人目のコーチであるクリス・コモと契約しスイング調整をしているが、「コーチをコロコロ変えすぎている。まず、練習は彼自身の手で行うべき。先生もコーチもいらない。まずはゲームに対するパッションを取り戻すことが最優先だ」と技術以前の問題から作り直すことが必要だと語った。
 米国内では復活悲観論も出始めているウッズ。現在は「戦う準備が整うまで」とトーナメント出場を見合わせているが、世界一有名なティーチングプロは「彼がカムバックすることを願っている」と期待を込めた。果たして強いウッズは帰ってくるのか。次戦に注目が集まる。
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