音色が松坂桃李の“悪夢”浄化、子ども5人のヴァイオリン生演奏で。

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俳優の松坂桃李(26歳)が2月15日、都内で行われた主演映画「マエストロ!」の大ヒット御礼舞台挨拶イベントに登壇した。

上映後に拍手喝采が沸き起こった会場は、松坂と西田敏行、小林聖太郎監督が登場するやいなや「待っていました」とばかりにさらなる拍手。松坂は「また映画『マエストロ!』としてこうして皆さんの前に立てることができて、とても嬉しいです」と話し、西田も「他の作品ではなく、この映画を選んでくれたことに感謝です」と喜んだ。

映画サイトのレビューなどで好評価を得ていることについて、松坂は「嬉しいですね。作り手としてどれだけ多くの人に伝えられるかと仕事しているので、温かな感想が聞こえてくると、ああ作ってよかったなと思います」と喜びを隠せない様子。

西田は「お話しをいただいたとき、非常に志の高い映画だと思ったし、それに加わるのは俳優としてのプライドを試されているようで、志をもって挑めたから『コンテンツ』ではなく『作品』を作れた。本当に誇りに思います」とあらためて振り返った。

本作では松坂がヴァイオリニスト役を演じたということで、未来のヴァイオリニストを目指す音楽教室スズキ・メソードの子どもたち5人がヴァイオリンを持って登場。演奏吹き替え一切なしの撮影にのぞむため、松坂がクランクインの一年前からヴァイオリンを始め、何度も練習したという思い出の曲「きらきら星」の生演奏を子どもたちからプレゼントされると、「すてきですね! 素晴らしいと同時に、練習漬けだった悪夢も浄化されました」と大絶賛。

西田は「感動しました。5歳の時、僕もヴァイオリンをやっていて同じように『キラキラ星』を練習していたので、昨日のことのように思い出せました」と語った。

最後にお客さんへ一言を求められた松坂は「改めて今日皆さんの顔を見て、こうして受け取ってくれる人がいてはじめて作ることができるのが『映画』なんだな、と強く実感しました。これから僕らがこの映画のためにできることがなくなってしまうのは少し寂しいですが、みなさんで温めてもらえたら。僕の中で、何年後かに振り返ったときに本当にやってよかったと思える作品になりました」 と感慨深げにコメント。

西田は「鬼のかく乱で4日ほど風邪をひきましたが、笑顔のみなさんを見て、どんな薬よりも効果があります。また役者として精進してまいります。この映画を、皆さんの記憶の中の1ページに残してもらえると嬉しいです」と挨拶し、イベントを締めくくった。