[2.14 国際親善試合 U-23シンガポール代表 1-8 U-22日本代表]

 シンガポール遠征中のU-22日本代表が14日、U-23シンガポール代表と国際親善試合を行った。前半に5点を奪ったU-22代表が、後半にも3点を加点。1点を失ったものの、8-1の勝利を収めた。

 15年初戦を戦うU-22代表は4-2-3-1のシステムを採用し、スターティングメンバーはGK櫛引政敏(清水)、最終ラインは右からDF松原健(新潟)、DF岩波拓也(神戸)、DF植田直通(鹿島)、DF亀川諒史(福岡)、ボランチにキャプテンマークを巻いたMF遠藤航(湘南)、MF大島僚太(川崎F)を並べ、2列目は右からMF井出遥也(千葉)、MF中島翔哉(F東京)、MF豊川雄太(鹿島)、1トップにFW鈴木武蔵(新潟)を据えた。

 U-22代表が前半10分に試合を動かす。右サイドでボールを受けた松原が最終ラインの裏にパスを送ると、抜け出した中島が左足で豪快にネットを揺らしてスコアを1-0とした。さらに同12分には豊川のFKの流れから鈴木が決定機を迎えるが相手GKに阻まれ、こぼれ球に反応した松原の強烈なシュートはポストを叩いて追加点を奪うには至らなかった。

 しかし、高い位置でのボール奪取を成功させるなど、主導権を握ったU-22代表は前半22分に追加点。相手の縦パスを植田がカットすると、ボールを受けた豊川が絶妙なスルーパスを送り、反応した中島が再びネットを揺らした。

 その後も両サイドから好機を作り、同25分には右サイドの松原のクロスから、同27分には左サイドの亀川のクロスから鈴木が決定機を迎えたがともにGKにセーブに遭った。しかし、ゴールを脅かす場面を幾度となく作り出すと前半34分、左サイドの亀川が送ったクロスの流れからファーサイドの鈴木が落ち着いて蹴り込んで3点目。さらに同42分には豊川のクロスから井出がヘッドで、アディショナルタイムには大島が鮮やかなミドルシュートを決めて5-0として前半を折り返した。

 U-22代表は後半開始から4人のメンバーを入れ替え、GKに牲川歩見(磐田)、最終ラインは右からDF室屋成(明治大)、岩波、植田、亀川、ボランチに遠藤と大島、2列目は右から豊川、FW荒野拓馬(札幌)、中島、1トップにはFW浅野拓磨(広島)が入った。後半4分には豊川に代えてMF原川力(京都)が送り込まれ、システムを4-3-3に変更。最終ラインは変わらずにアンカーに遠藤、インサイドハーフの右に大島、左に原川、3トップには右から浅野、荒野、中島が並んだ。

 後半11分には原川のパスから左サイドを駆け上がった亀川のクロスを荒野が蹴り込んでリードを広げると、同14分には大島に代えてMF吉野恭平(広島)が投入された。

 後半28分にCKの流れからゴール前でフリーになった吉野のシュートが枠を外れるなど、なかなかスコアを動かせなかったものの同31分には中島のスルーパスから抜け出した室屋が右足で決めて7点目。しかし、同33分にここまでチャンスらしいチャンスを作らせていなかったU-23シンガポール代表にセットプレーの流れからネットを揺らされてしまった。

 1点を奪われたU-22代表だったが、後半38分には岩波の縦パスに反応した荒野が落ち着いて流し込み、8-1で大勝した。