国際親善試合が14日に行われ、シンガポールでU−22日本代表とU−23シンガポール代表が対戦した。

 手倉森誠監督率いるU−22日本代表にとって、2015年初戦となった一戦。フル代表の経験もある鹿島アントラーズ所属のDF植田直通や、アルビレックス新潟所属のDF松原健、主力であるFC東京所属の中島翔哉らが順当に先発メンバーに名を連ねた。

 試合は10分、日本の右サイド、深い位置から松原が前線にロングボールを送る。するとこのボールがそのままゴール前に抜け、中島が左足を振りぬき、先制点を奪う。

 さらに12分、ゴールから約35メートルの位置でフリーキックを獲得すると、豊川雄太がクロスボールを上げる。一度は相手ディフェンスにクリアされたが、こぼれ球を鈴木武蔵がボレーシュート。ここはなんとかシンガポールの守護神ジャズワン・ブハリが防ぐが、跳ね返りを松原がミドルシュート。これは右ポストを叩き、追加点には至らない。

 その後も攻め続ける日本は21分、相手のカウンターを植田がカットし、こぼれ球を拾った豊川のラストパスから中島が右足でシュート。これがネットを揺らし、2−0と日本がリードを広げる。25分、遠藤航の放ったミドルシュートは、わずかにゴール左に外れた。

 34分、左サイドで中島からパスを受けた豊川が、フォローに上がってきた亀川にパス。亀川がゴール前に速いボールを送ると、相手DFに当たったボールを押し込んだのは鈴木。前半のうちに日本が3点差をつける。36分には左コーナキックを鈴木がフリーで合わせたが、わずかに枠を逸れてしまった。

 42分、左サイドを突破した豊川が一度切り返してから右足でクロスを上げる。これを井出遥也が頭で合わせ、スコアを4−0とする。さらに前半アディショナルタイムには、ゴール前でボールを受けた大島僚太が、切り返しからミドルシュート。シュートはゴール左に決まり、日本が5−0とリードして前半を折り返す。

 後半に入ると日本は大幅にメンバーを交代。櫛引政敏、松原、井出、鈴木に代わり、牲川歩見、浅野拓磨、室屋成、荒野拓馬が投入された。

 55分、途中出場の原川力がペナルティエリア左でボールを受けると、オーバーラップした亀川にパス。亀川が深い位置からグラウンダーのクロスを出すと、中央の荒野が合わせて6点目を決めた。さらに76分、中島の縦パスに抜けだした室屋がゴール左隅に決め、日本が7点目を手にする。

 ここまでほとんどチャンスが無かったシンガポールだが、ワンチャンスをものにする。78分、右サイドでFKのチャンスを獲得すると、中央でイルファン・ファンディが合わせる。相手選手がブラインドになった牲川は反応できず、シンガポールが1点を返した。

 思わぬ形で1点を奪われた日本だったが、すぐさま得点を取り返す。83分、岩波拓也のロングボールに抜けだした荒野が、相手ディフェンスと身体を入れ替え、ワンタッチでシュート。ボールはゴールに収まり、荒野がこの日2点目を決めた。

 その後、試合は動くことなく8−1でU−22日本代表がU−23シンガポール代表を下した。

 U−22日本代表は、3月11日にフクダ電子アリーナでU−22ミャンマー代表と対戦する。

【スコア】
U−22日本代表 8−1 U−23シンガポール代表

【得点者】
1−0 10分 中島翔哉(日本)
2−0 21分 中島翔哉(日本)
3−0 34分 鈴木武蔵(日本)
4−0 42分 井出遥也(日本)
5−0 45+1分 大島僚太(日本)
6−0 55分 荒野拓馬(日本)
7−0 76分 室屋成(日本)
7−1 78分 イルファン・ファンディ(シンガポール)
8−1 83分 荒野拓馬(日本)