CP+2015、興奮と不安のデジタルカメラ

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キヤノンの「EOS 5Ds」やシグマ「dp0」など、注目すべき“初お目見え”も確かにある。しかし、そこにイノヴェイションを感じられないのはなぜだろうか。カメラ・写真機材メーカーが集うイヴェント「CP+」(シーピープラス)。当日展示されていた最新アイテムも紹介。

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2/6CP+2015が本邦初公開となったシグマ「dp0」は、14mm(35mm換算で約21mm)の超広角レンズが搭載された、dpシリーズの新ラインナップ。同シリーズはレンズ一体型のため、「収差ゼロ」を追求するのうってつけの構成だった。

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3/6OLYMPUS AIR A01」には、従来の「ボディ」が存在しない。マイクロフォーサーズレンズをBluetooth、Wi-Fiで接続し、スマートフォンで操作する。2015年3月6日発売予定。

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4/6「撮影後にピントを合わせる」カメラとして注目されている「LYTRO」。3月頃をメドに東京・神宮前にギャラリーをオープンする予定で、直接触って体験できるようになる予定。ボディは大振りだがさほど重くは感じない。LYTROについては、こちらの過去記事でも紹介している。

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5/6ソニーは、フルサイズ機向けのEマウントレンズ4本を展示。発売時期や価格などは未定。

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6/6EPSON「MOVERIO BT-200」は、すでに2014年に発売されていた製品だ。いわゆるヘッドマウントディスプレイとして使用すれば、DVDソフトを視聴できるほか、CP+ではフォトヴューアーとしての使用が提案されていた。

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会場ではタッチ&トライで長い行列ができていたキヤノン「EOS 5DsR」。有効5,060万画素の超高画素数が話題をさらっていた。1.3倍、1.6倍の疑似望遠効果を得られる「クロップ撮影機能」が搭載されている。発売予定は2015年6月。価格は40万円台後半になるとのこと。

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CP+2015が本邦初公開となったシグマ「dp0」は、14mm(35mm換算で約21mm)の超広角レンズが搭載された、dpシリーズの新ラインナップ。同シリーズはレンズ一体型のため、「収差ゼロ」を追求するのうってつけの構成だった。

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OLYMPUS AIR A01」には、従来の「ボディ」が存在しない。マイクロフォーサーズレンズをBluetooth、Wi-Fiで接続し、スマートフォンで操作する。2015年3月6日発売予定。

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「撮影後にピントを合わせる」カメラとして注目されている「LYTRO」。3月頃をメドに東京・神宮前にギャラリーをオープンする予定で、直接触って体験できるようになる予定。ボディは大振りだがさほど重くは感じない。LYTROについては、こちらの過去記事でも紹介している。

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ソニーは、フルサイズ機向けのEマウントレンズ4本を展示。発売時期や価格などは未定。

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EPSON「MOVERIO BT-200」は、すでに2014年に発売されていた製品だ。いわゆるヘッドマウントディスプレイとして使用すれば、DVDソフトを視聴できるほか、CP+ではフォトヴューアーとしての使用が提案されていた。

撮影領域の拡大。「CP+2015」(CPプラス)では、そのワードが常に頭をよぎっていた。

キヤノンは有効5,060万画素という、フルサイズセンサーにおいてもっとも高画素となる「EOS 5Ds/5Ds R」を発表し、より高精細な写真撮影を可能にした。またフルサイズに対応する超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」(2015年2月下旬発売予定)は、人間の視界と同等のエリアを1枚の写真画像に捉えることができる。

ニコンからは赤外域に近いHα線まで捉えることができる、天体撮影に特化した「D810A」(2015年5月下旬発売予定)が送り出された。オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」(2015年2月20日発売)に搭載された新型5軸対応手ぶれ補正機能は、手持ちでの動画撮影時もビデオカメラを使っているかと思えるほどにブレを感じさせないもの。また4,000万画素相当の高解像写真を撮影できる40Mハイレゾショット機能ももつ。

他メーカーのブースでも魅力的な新モデルが多く提案されていた。スノッブなユーザーにとって満足度の高いイベントではあったろう。

しかしカメラ業界全体のことを考えると、不安も残る。

2015年2月5日、二大カメラメーカーの1つ、ニコンは2015年3月期純利益を57%減に下方修正したことを発表した。プロフェッショナルおよびハイアマチュアをターゲットとしたD750の初期不良問題、欧州と中国市場での不振、ルーブル安などさまざまな要因はあるが、カメラの需要が落ちてきているという事実が見えてくる。

かたやキヤノンは2015年1月28日の決算説明会で業績が回復しつつあるものの、コンパクトデジタルカメラの市場規模は前年と比べて21%減。さらに縮小傾向にあると想定していることに触れていた。レンズ交換式デジタルカメラも世界販売台数シェアNo.1を守り抜くものの、販売台数は前年を下回った。

スマートフォンの撮影品質が向上した現在、マスユーザーがあえて単体性能機のカメラを手にとる時代は終わったのかもしれない。だからこその、正直に言ってイノヴェイティヴとは言い切れない、既存の価値をより磨く方向へ進めていくモデルが多く登場しているように見えたCP+2015。一部のハイエンドユーザーのみが市場を支えることになってしまったホームオーディオ市場と同じ道を歩んでいるように感じるのは、気のせいだろうか。

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