ラツィオMFクリスティアン・レデスマの視線は、すでに6月に向いている。1月にインテル移籍が実現しなかった落胆を経て、今季でラツィオとの契約が満了するレデスマは、周囲を見回しているところだ。

一つの可能性は、イタリアから遠く離れた場所にある。フィオレンティーナとボローニャが先日から軽く打診しているが、レデスマはMLSへ向かっているのだ。

元ラツィオのアレッサンドロ・ネスタ氏もプレーしたモントリオール・インパクトが、レデスマ獲得に向けて最初の動きを見せている。一方で、レデスマの代理人には、ニューヨーク・レッドブルズからの連絡も届いているようだ。ほかに残されているのは、プレミアリーグへの移籍だ。サウサンプトンがかなりの調査をしている。

ラツィオで9年を過ごしたレデスマだが、そのラツィオと、そしておそらくはイタリアに、別れを告げることになるようだ。彼の未来は、英語にある。アメリカとイングランドが待っている。