2015.02.12 - 季節ネタ恋愛

バレンタインで幸せをつかむのは、“壁ドン”よりも“頭ポンナデ”、その医学的根拠とは?


この記事のまとめをみる

01. CASE 症状

バレンタインでの成功のカギは、ホルモンにあった!?

今週末はバレンタイン。「彼とうまくいきますように」と本命チョコに気合いを入れている女子も多いことでしょう。また男性は、「あの子からもらえないかな〜」と期待に胸が膨らむ時期です。当日、男女ともに惨敗に終わらないために、着目すべきは、実はオキシトシンというホルモンだったのです。男女ともにオキシトシンアップで、恋愛力を高めましょう!

02. CAUSE 原因

恋愛ホルモンと呼ばれる“オキシトシン”を味方にせよ!

ホルモンというと、よく使うのが、男性ホルモンや女性ホルモンという名称ですが、これはいくつかを合わせた通称で、実際には私たちは100種類以上のホルモンを体の中に持っていると言われます。どれも微量ですが、健康維持には欠かせない存在です。

その中でもここ最近注目されているのが、“オキシトシン”と呼ばれるホルモンです。もともとは女性が出産するときに子宮を収縮させ、出産を促す働きや、母乳を分泌するために必要なホルモンとして知られていました。

が、その後、女性だけでなく男性にも分泌されることがわかってきました。

オキシトシンは、もうひとつ幸せホルモンと呼ばれるセロトニンとしくみが似ています。オキシトシンの受容体は、心に関与する前頭前夜と扁桃体にあり、ストレスを癒す効果が強いのが特徴です。心の安定や愛情、信頼感などに深く関与するホルモンなのです。そのことから、“愛情ホルモン”、“絆ホルモン”という別名で呼ばれています。

03. CAUTION 放っておくと?

実は、疲労回復や老化防止に期待。でも、年齢とともに低下も……!

オキシトシンに関する研究は世界中で今盛んに行われています。

信頼感や愛情、ストレス解消などのメンタル面はもちろん、アンチエイジングの分野でも注目されています。疲労回復や、血圧の安定、長寿効果にも期待されているのです。

ただ、分泌量は年齢とともに低下傾向にあるので、意識して増やすことも必要です。

04. SOLUTION 対策

女性も男性も上手に増やして、信頼関係と恋愛力をアップ!

恋愛にとって大事なのは、「あの人といるとホッとする」という感覚です。これこそオキシトシンの効果。オキシトシンはちょっとした生活の工夫でアップすることが可能です。

「彼女といっしょにいたいな」、「彼といると安心」というモードになる4つの対策をご紹介しましょう。

 

対策1 普段から「ハグ」習慣を身につける(男女とも必読)

 

オキシトシンは、触れることで分泌量が増えると言われています。

母親が赤ちゃんをハグするように、パートナーや親子、友達などとはハグ的なスキンシップを頻繁に取ると、信頼感が高まります。

他にも、人間でなくてもペットなどの動物、モフモフした毛布などでもその効果はあると言われています。

さまざまなものと触れ合うことが、オキシトシンアップにつながるのです!

普段から、オキシトシンを増やして、愛情豊かなモードにしておくことも重要です。

 

対策2 好きな人と親密になるなら広い店よりも狭い店 (男女とも必読)

 

バレンタインの当日、チョコを渡すなら、シチュエーションを選ぶことも大事です。

広い公園や豪華だけど彼との距離が遠いレストランのテーブル席はNGです。

おすすめなのは、カウンター席や最近人気の“狭い店”です。

お好み焼きのような距離が近く、共同作業が出来る場所もいいかも。

距離が短いほど、オキシトシンの分泌は高まると言われています。

 

対策3  緊張しても視線はできるだけ合わせることが大事 (男女とも必読)

 

アメリカ・カリフォルニア大学の研究によると、目を見つめるという行為もオキシトシンをアップさせ、信頼関係につながるといいます。パートナーとの関係を深めたいというときには、オキシトシンの面からもしっかりと相手の目をみつめることが大事です!

 

対策4 「壁ドン」よりも『頭ポンナデ』が効果的! (男性必読)

 

人気漫画から火が付いた『壁ドン』。女性の憧れと言われていましたが、でも、実際にされたとするとかなり強引で、引いてしまうかも……、という声も少なくありません。

実は、女子を安心させ、信頼感を増すのは、壁ドンよりも「頭ポンナデ」という声が多いのです。「頭ポンナデ」とは、子どもをあやすように、男性が女性の頭を軽くポンポンと叩いたり、なでたりすること。まさに、オキシトシン的なスキンシップです!

彼女との距離を今日こそ縮めたい! と思ったときに使うととても有効です。

 

また、女性も好きな人には、何気なく触れる、軽く叩くなど、スキンシップするとオキシトシン効果が高まります。

 

でも、まったく気がない異性からスキンシップされると逆効果。「脈がありそうだけどそろそろ決めたい!」というここぞのポイントで使うのがいいでしょう。

 

matsumura

この記事の監修
松村圭子(まつむら・けいこ)

【略歴】
専門分野:婦人科 日本産科婦人科学会専門医。広島大学医学部卒業、広島大学医学部産婦人科学教室入局。高輪メディカルクリニック勤務(非常勤)などを経て、成城松村クリニック開院。月経トラブルや更年期障害など、女性のライフステージに合わせたケアには人気が高い。また、『女性ホルモンを整えるキレイごはん』、『女性ホルモンがつくる、キレイの秘密』など著書も多数。

成城松村クリニック http://seijo-keikoclub.com/

RELATED COLUMN関連記事