『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』/最果タヒ.jpより

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女性詩人の最果タヒさんの新刊小説『星か獣になる季節』が、2月18日(水)に発売。さらに2月25日(水)には、新刊小説『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』が発売される。

前者はアイドルファンの男子2人の友情物語、後者はインターネットの力で魔法少女に変身する女子高生の物語が描かれている。

昨年刊行の、詩集としては異例のヒットを飛ばした『死んでしまう系のぼくらに』が記憶に新しい彼女だが、小説の出版は今回が初にして、それぞれ異なる出版社からの2冊連続刊行となる。

気鋭の詩人・最果タヒが紡ぐ少年少女たちの青春小説


『星か獣になる季節』/最果タヒ.jpより

『星か獣になる季節』/最果タヒ.jpより



最果タヒさんは、2004年からインターネット上で詩作をはじめ、2006年に「第44回現代詩手帖賞」を受賞。2008年には、京都大学在学中に詩集『グッドモーニング』で、当時女性としては最年少の21歳で「第13回中原中也賞」を受賞している。

また、TwitterやTumblrでも詩を発表するほか、インベーダーゲームのように詩を撃ち抜くゲーム「詩ューティング」や、詩の文字の形で音楽が生成される「詩ーケンサー」をWeb上で公開するなど、ユニークな発想で視覚表現やゲーム性を用いた表現を試みており、2014年10月には、女子クリエイターの祭典「シブカル祭」に参加するなど注目を集めてきた。

新刊の『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』は、最果タヒさんが「別冊少年マガジン」で連載していた小説『魔法少女WEB』を改稿した作品。インターネットの力で魔法少女に変身する女子高生の物語となっている。

また、『星か獣になる季節』は、アイドルファンの男の子2人の友情物語で、応援していた地下アイドルが刑事事件を起こし、逮捕されることから始まる物語となっている。表題の中編小説と、その後日談となる外伝中編(書き下ろし)が収録されている。

※記事初出時、小説の発売日に誤りがございました。読者の皆様および関係各位にお詫び申し上げると共に、慎んで訂正いたします