中国メディアの捜狐は6日、韓国は恐ろしい隣国だとし、「中国はかつて韓国に教えを与える立場だったが、現代においては逆に韓国を師とすべきだ」と主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの捜狐は6日、韓国は恐ろしい隣国だとし、「中国はかつて韓国に“教え”を与える立場だったが、現代においては逆に韓国を師とすべきだ」と主張する記事を掲載した。

 記事は、韓国人の「国に対して誇り」と「国民の主体意識」は極めて強いとし、経済面においても10万平方メートルほどの国土でありながら、世界有数の経済大国であると指摘。さらに、政治においても安定かつ民主的な法治国家だとし、戦後50年ほどで世界でも指折りの国になれたのは韓国人の国民性があってこそだと論じた。

 続けて、韓国で美容整形が広く行われていることについても「精緻や精巧さを追求する国民性の表れではないか」と指摘し、韓国人がブランドや製品に対して要求する精緻さ・精巧さと根本は同じと主張。さらに、真面目な国民性によって韓国の鉄鋼業や造船業、電子産業は世界でもトップを争う水準にまで上り詰めたと主張した。

 また、韓国が急速な発展を遂げたのは、韓国人が「真面目」であること以外に、「せっかち」であることも理由の1つだとし、韓国では至るところで「早く、早く」という言葉を耳にすることができると紹介。こうしたせっかちな国民性について、「国土の小ささ、大国に囲まれているという危機感が根底にあるのではないか」と主張した。

 さらに、韓国人のせっかちさは経済面でも多くの奇跡を起こしてきたと主張し、1960年代にはわずか5カ月間でソウルから釜山(プサン)を結ぶ高速道路を建設したと紹介。また、サムスンなど世界に名だたる企業も驚くべき速度で成長したと指摘。また、韓国人は何をするにも計画の立案から実行までがとてもスピーディーだと論じた。

 記事は、韓国国民性から中国人が学ぶべき点は多いとし、「中国はかつて韓国に教えを与える立場だったが、現代においては逆に韓国を師とすべきだ」と主張、大中華、小韓国という考え方を捨て、謙虚に韓国に学ぶことが必要だと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)