さっそく BenePaを試す親子

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ベネッセホールディングス傘下で教育関連の事業を幅広く展開しているベネッセコーポレーション(ベネッセ)は2015年2月17日、このほど開発したプリペイドカード方式のオンライン学習プログラム「BenePa(ベネパ)」を、全国のローソンで発売する。14年7月の個人情報の流出を受けて同社はセキュリティーの強化に努めているが、新プログラムは個人登録不要で購入でき学習が進められる。

500円から?「学年末の総仕上げ」「苦手分野の重点学習」

BenePaは、幼児から高校生を対象とした教材を幅広く備え、教科は英語と算数・数学が中心。小学生以上対象に「学年末の総仕上げ」「苦手分野の重点学習」などがあり、分野や単元を選んで学べる設計になっているという。幼児向けには「はじめてのえいご」などが用意されている。一つの分野を30分から2時間ほどで学べる教材が32パックある。

ローソンの店舗で1パック500円のプリペイドカードを購入し、その裏面に記載されたコードをBenePaのウェブサイトで入力すると、パソコンで手軽に学ぶことができる。

進研ゼミに替わる新しい教育ビジネスモデルに

BenePaについては、ベネッセホールディングスの原田泳幸(えいこう)社長が2月7日に東京都渋谷区の同社の施設「エリアベネッッセ青山」で記者会見して発表。ベネッセはこれまで添削式の通信教育講座「進研ゼミ」を柱に成長を続けてきたが、原田社長は、進研ゼミ依存を脱却できるような「教育ビジネスモデルのパラダイムシフト」をもたらしたいと考えており、BenePaは「今後展開していくデジタル施策の第一波」と述べた。

BenePaを使った小学生以上の学習では、進研ゼミの特徴である「無理なく一人で取り組めるコーナー設計」や「わかりやすい解説」に加え、デジタルでこそ可能になった「動画指導」や「音声学習」が盛り込まれ、効率的かつ効果的に進められるという。

ベネッセでは今後、BenePaのラインアップを拡充させる一方、対象範囲の拡大やコンテンツに応じた価格バリエーションの多様化などを検討するとしており、販売チャンネルや販売方法の多角化を予定している。

原田社長が発表会見を行った「エリアベネッセ青山」には、BenePaの体験会への参加を求めてたくさんの親子連れが行列を作り、にぎわいをみせた。子どもたちが興味深そうにマウスを操作していた。