しろふくろう氏
自動売買と聞くとプログラムの専門的な知識が必要で初心者には難しそうなイメージがある。しかし、選択式自動売買ならプログラムを選ぶだけでOK。忙しい人、初心者こそ活用すべきそのメリットを紹介する

 自動売買に詳しい投資家のしろふくろう氏は、選択型自動売買が注目される理由をこう分析する。

「’11年以前のFXの魅力は、ハイレバレッジを使って一攫千金を狙えたこと。少ない証拠金を入れて200倍、果ては400倍などのレバレッジで短期間での売買をするスキャルピングの手法が流行っていました」

 しかし、レバレッジは諸刃の剣。高収益をあげられる可能性がある半面、損をする可能性も高いのが難点だった。

「そこで、金融庁がレバレッジに規制をかけてFXで使えるレバレッジは最大25倍と定めました。ハイレバレッジが使えた頃は、米ドル/円1枚を取引するには、1万円以下の証拠金でもよかったのですが、レバレッジが25倍と定められてから3万〜4万円は必要に。円安が進んだので現在ではもっと証拠金が必要です。要するに証拠金のレバレッジが使えなくなったので、 “時間のレバレッジ”を高め、自動売買ツールで24時間ずっと取引を行うことに人気が高まってきたのです」

 為替相場は常に動いているのだから、収益機会を逸せず「最大限、利益を享受しよう!」と思うのは必然の流れと言えるだろう。

「ただし、メリットが多い選択型自動売買にもプログラム型自動売買と比べて1つだけ劣る点があります。それが取引コスト。選択型自動売買ではスプレッド(売値と買値の値幅)が広めに設定されている点に注意が必要。これは、後々どんなプログラムを選ぶか決める際にも重要になってきます」

 選択式自動売買には、こうしたデメリットを補って余りあるメリットがあるのだ。

【しろふくろう氏】
自動売買に詳しい個人投資家で海外のFX業者にも精通。著作に『FXメタトレーダーで儲ける しろふくろうのスーパー投資術』(日本実業出版社刊)

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