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インフルエンザが猛威を振るう季節が今年もやってきました。

そこで頼りになるのが、マスク。

周りの人へ迷惑をかけないためにも、また自分が罹ってしまわないためにも、人がたくさん集まる時にはマスクを着用したいもの。

でも、そのマスクの付け方……間違っているかもしれませんよ。

 

■73%の人が間違っている「マスクの付け方」

エーザイ株式会社が、12歳以上の男女 310 名を対象に行った「マスクに関する意識・実態調査」では、マスクを正しく使用できていない人が73パーセントもいると判明しました。

もしかしたら、あなたもマスクの使い方を間違えているかも。今回は、正しいマスクの使い方をご紹介します。

 

■「マスクの正しい付け方」5ステップ

正しいマスクの使い方、まずは以下を参照してください。

(1)口だけでなく、鼻、顎までをしっかりと覆うようにマスクを装着しましょう。

(2)隙間ができないよう、鼻の部分を押さえてしっかりとフィットさせましょう。

(3)使用中、口周りを覆うフィルター部分を触ってはいけません。

(4)外す際は、フィルター部分の表面に触れないようゴムひもを持って顔から外します。

(5)マスクを外した後は、必ず手を洗いましょう。

さて、あなたは以上の5点、マスクの着脱時に意識できていますか?

調査では、「マスクのフィルターを触ってしまっている」人が43%、「マスクを外した後に手洗いができていない」人が54%もいるという結果に。

マスクの表面にはウイルスや病原体が付着している可能性があります。気付かないうちに、ウィルスを触ったその手で、食べ物を触ったりしているかも。フィルター部分を触らないよう、気をつけて。

 

■マスクは「毎日取り替える」こと!

マスクを取り替える頻度も気になりますよね。目安は「1日1枚」程度。

前日使ったマスクをもう一度使うのはおすすめできないとのこと。毎日、清潔なマスクを使うのが基本です。

また、マスクを一時的に外したときのマスクの扱いも悩みませんか?

無造作にポケットに突っ込んだり、無意識にテーブルに置いたりしている人が多いように思います。正しくは、マスク専用の入れ物に保管したり、再着時に消毒スプレーを使用するなど、ウィルスとの接触をなるべく減らす方法をとること。

せっかくマスクを使用していても、間違った方法では、感染を防ぎきれないかもしれません。

 

マスクでの感染症対策は非常に重要。マスクを正しく使って、ウィルスから自分を守りましょうね。