ひと駅コラム「それ、気になってました」(11)

 2月8日、日本ラグビーフットボール選手権が開幕する。大学から4チーム、トップリーグから6チームが出場し、トーナメント方式で文字通り日本一を争う。注目は先日行なわれたLIXIL CUPファイナルに勝ち、トップリーグの頂点に立ったパナソニックの2冠なるか。もうひとつは、大学選手権で圧倒的な強さを見せて、6連覇を果たした帝京大学が、トップリーグのチームにひと泡吹かせることができるかどうか。

 最近はトップリーグと大学チームのレベル差が顕著となり、その意義やシステムを問われているが、過去に大学チームで勝利を挙げたところはあるのだろうか?

 現行のトーナメント方式で唯一勝利を挙げているのが、2005年度の早稲田大学。2回戦でトップリーグ4位トヨタと激突。28−24で競り勝った。

 1997年以前は大学王者と社会人王者のワンマッチ方式で行なわれ、1980年代までは接戦も多く、大学チームが社会人を破ることもたびたびあった。

1963年度 同志社大学   18−3 近鉄(※)
1965年度 早稲田大学   12−9 八幡製鉄
1969年度 日本体育大学 29−13 富士製鉄釜石
1970年度 早稲田大学   30−16 新日鉄釜石
1971年度 早稲田大学   14−11 三菱自工京都
1975年度 明治大学     37−12 三菱自工京都
1985年度 慶応義塾大学 18−13 トヨタ自動車
1987年度 早稲田大学   22−16 東芝府中

※今大会は社会人大会1位の八幡製鉄、2位の近鉄、関東大学優秀校の法政大学、関西大学優秀校の同志社大の4校で競った。1回戦で八幡製鉄に勝った同志社大が、同じく法政大に勝った近鉄を破り、王者に。

 先述した帝京大学は今年、1回戦でNECに挑む。トップリーグチーム相手にアップセットを起こせるか? 8日14時、キックオフだ。

スポルティーバ編集部●文 text by Sportiva