この2月6日に日本1号店をオープンした「ブルーボトルコーヒー」は、小さな焙煎機の「ガレージ実験」から始まった。「TCHO」は、食品の世界でまったく馴染みのなかった「コクリエイション」でチョコレート界の変革に挑む。サンフランシスコでコーヒーとチョコを“ハック”する、6つのスタートアップの挑戦を追う。(本誌『WIRED』VOL.12より転載)

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2/12サンフランシスコの旗艦店がミントプラザというエリアにできたとき、一帯は汚くて治安の悪い地域だった。ブルーボトルがオープンしてから街の雰囲気はガラッと変わったという。

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3/12この店の2階には昨年Spotifyに買収された、The Echo Nestのサンフランシスコ支社も入っている。

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4/12コーヒーは一つひとつ注文を受けてから、ハンドドリップで淹れるので、レジの前はいつも列ができている。

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9/122014年から、一部のホールフーズ・マーケットでも販売され始めた、ミルク入りアイスコーヒーは大人気だ。

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12/12自分がコーヒーをおいしく楽しむために何ができるか。ジェームズはずっとそれを追い求めてきた。

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ブルーボトルコーヒー/創業者ジェームズ・フリーマン(左)のアイデアを、ブライアン・ミーハン(右)はビジネス面で支援する役割を担っている。

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サンフランシスコの旗艦店がミントプラザというエリアにできたとき、一帯は汚くて治安の悪い地域だった。ブルーボトルがオープンしてから街の雰囲気はガラッと変わったという。

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この店の2階には昨年Spotifyに買収された、The Echo Nestのサンフランシスコ支社も入っている。

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コーヒーは一つひとつ注文を受けてから、ハンドドリップで淹れるので、レジの前はいつも列ができている。

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2014年から、一部のホールフーズ・マーケットでも販売され始めた、ミルク入りアイスコーヒーは大人気だ。

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自分がコーヒーをおいしく楽しむために何ができるか。ジェームズはずっとそれを追い求めてきた。

BLUE BOTTLE COFFEE | ブルーボトルコーヒー
2002年創業。スターバックスに代わる、「アーティザナル(職人気質)」なコーヒーカルチャーを牽引するパイオニア。彼らが生み出した新しい潮流は、“サードウェイヴ”と評されることもある。本社はオークランドにあり、現在米国で計12店舗を展開。海外初進出の店舗を東京・清澄白河に2015年2月6日にオープンする。

コーヒー&チョコ・スタートアップ6社を紹介

1. BLUE BOTTLE COFFEE
コーヒーカルチャーを進化させた“アーティザナル”の急先鋒
2. DANDELION CHOCOLATE
カカオ豆を“ハック”するチョコレート・スタートアップ
3. SIGHTGLASS COFFEE
ジャック・ドーシーが後押しする“オープン”な新鋭カフェ
4. TCHO
巨大帝国に挑む『WIRED』創業者のチョコレート工場
5. BLOSSOM COFFEE
アップル・テスラ・NASAの叡智を集めたスマートコーヒーマシン
6. PERFECT COFFEE
画像解析技術がさらに“完璧”なコーヒーを生む

コーヒーカルチャーを進化させた“アーティザナル”の急先鋒

創業者ジェームス・フリーマンは、大学を卒業してから8年間、フリーランスのクラリネット奏者として、小さなクルマでアメリカ各地を駆け回っていた。しかし希望する現場ではオーディションに受からず、やりたくない仕事ばかり引き受けるハメになっていた。

3つの異なるオーケストラでまったく同じつまらない曲を立て続けに演奏することになったとき、彼は音楽の道はもう諦めて、別の仕事に就くことを決意した。友達に誘われたインターネット音楽配信サーヴィス「MongoMusic」でフルタイムで働き始めたのだが、わずか7カ月後、マイクロソフトに買収されてクビになった。2001年の9.11直後の出来事だった。

音楽を失い、定職も失った彼に残っていたのは、コーヒーへの飽くなき探求心だけだった。そこでコーヒービジネスに挑戦してみることにした。

最初はコーヒーを飲み物として売ることには、さほど興味はなかったという。わずか17屬離レージを借りて、赤い小さな焙煎機を購入した。1分間隔や、ときには20秒間隔ほどで取り出しては抽出を試し、どうすればおいしいコーヒーをつくることができるか、日々実験を繰り返した。自分のなかで、「おいしい」のイメージはあったので、それに少しでも近づけようとしていたという。

02年8月中旬のオークランドのファーマーズ・マーケットで、彼は自分でつくったコーヒー豆を初めて販売した。03年の年末に、サンフランシスコの人気スポット、フェリープラザのファーマーズ・マーケットの一角を借りて、毎週土曜日に移動式カートでコーヒーを販売できることになった。

多くの人で賑わう翌年1月のある土曜日、気づいたらカートの前に15人の列ができていた。それ以来、毎週その状態が続くようになった。

フェリープラザでの人気を受けて、ジェームスはカフェがつくりたくなった。05年1月、まずは友人が所有するビルのガレージを借りて、小さなキヨスクをオープンした。数カ月で多くの注目を集めるようになり、その3年後、ついにミントプラザにカフェをオープンした。

ブルーボトル成功のバックストーリー、公開中!

サンフランシスコ発の小さなカフェがこれほどの注目を集める理由はいったい何なのか。テック界の大物たちから巨額の出資を得、「コーヒー界のアップル」とまで言われる彼らの海外進出にいたるまでの成功秘話を、昨年6月発売『WIRED』日本版の特集「コーヒーとチョコレート」から満を持して掲載。


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1/20ダンデライオン・チョコレート/共同創業者の2人、キャメロン・リング(左)、トッド・マソニス(右)は、もとはテック企業で働いていた。

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2/20最高品質のチョコレートを追求する姿勢はパッケージにも表れる。包装紙は、インドの職人が手づくりしているものだ。

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3/20外見はただの小さな店だが、店内にはチョコの生産機器が詰まっている。

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5/20店内ではすべての生産工程がオープンになっている。

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6/20ひと月に生産されるチョコレートバーは12,000個と決して大量ではない。

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7/20焙煎したカカオを店頭で試食できる。

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8/20チョコバーを買うついでに、できたてのホットチョコレートも味わえる。

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10/20カカオ豆が店に届くと、まず手作業で質の悪い豆を取り除いていく。

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12/20豆の選別の際には、まとめて半分にカットできる「カカオ・ギロチン」が活躍する。

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20/20店の外には遊びゴコロのある看板も。

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ダンデライオン・チョコレート/共同創業者の2人、キャメロン・リング(左)、トッド・マソニス(右)は、もとはテック企業で働いていた。

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最高品質のチョコレートを追求する姿勢はパッケージにも表れる。包装紙は、インドの職人が手づくりしているものだ。

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外見はただの小さな店だが、店内にはチョコの生産機器が詰まっている。

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店内ではすべての生産工程がオープンになっている。

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ひと月に生産されるチョコレートバーは12,000個と決して大量ではない。

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焙煎したカカオを店頭で試食できる。

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チョコバーを買うついでに、できたてのホットチョコレートも味わえる。

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カカオ豆が店に届くと、まず手作業で質の悪い豆を取り除いていく。

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豆の選別の際には、まとめて半分にカットできる「カカオ・ギロチン」が活躍する。

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