日本一“秀逸”な本のタイトル、2月14日に決定
 日本には優れた書籍を表彰する賞が数多く存在するが、その中でも異彩を放つ存在が「日本タイトルだけ大賞」だ。
 2009年から始まったこの賞も、2014年に出版された本のタイトルを対象とする「第7回日本タイトルだけ大賞」で6年目を迎える。そろそろネタ切れなんじゃないか…と思う人もいるだろうが、心配することなかれ。今回も「よく考えつくなあ」と思わされるタイトルから「これは一本とられた」と感嘆するタイトルまで、秀逸なタイトルが出そろっている。

 「第7回日本タイトルだけ大賞」の本選が行われるのは2月14日(詳細は記事の終わりに記載)。Twitterでのノミネート作品受け付けはその前日となる2月13日19時までとなる。
そこで今回は2月3日現在までにノミネートされている作品の中から、新刊JP編集部的に「これは!」と思うタイトルをピックアップ。簡単な寸評とともにお届けする。

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○『「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい』
著者名:加島祥造、出版社:集英社、推薦者:なげっとさん(リスナー)
…テンション高めに紹介文を読んでみると、フォークナー、M・トウェイン、老子などの名前。どんな本なんだろう。


○『メタルめし! 飢えたメタラーたちに捧ぐ、究極のガッツリヘヴィメタルレシピ』
著者名:ヤスナリオ、出版社:DU BOOKS、推薦者:山田真哉さん
…値段が1666円+税というところにもこだわりを感じる一冊。


○『あなたは今、この文章を読んでいる。』
著者名:佐々木 敦、出版社:慶應義塾大学出版会、推薦者:ハマザキカクさん
…「お前はもう死んでいる」というセリフに近いものを感じます。


○『モンキー・D・ルフィは実在した!?』
著者名:山内 孝幸、出版社:晃洋書房、推薦者:一箱古本市@山形さん
…実在した!?と言われても…。


○『娘に「リケジョになりたい!」 と言われたら』
著者名:秋田 直美、出版社:ダイヤモンド社、推薦者:岸さん
…まじめな本だと思うのですが、“リケジョ”と聞くとやはりあの人を思い出します。


○『吾輩ハ猫ニナル』
著者名:横山 悠太、出版社:講談社、推薦者:ハマザキカクさん
…芥川賞候補にもなった小説で、私の周囲で「面白い」という声多数。


○『それはおまえが童貞だからです』
著者名:凪良 ゆう、イラスト:イシノ アヤ 、出版社:幻冬舎、推薦者:岸さん
…「な、なぜそれを知っている!」という声がどこからともなく聞こえてきました。


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 とりあえずここまでで7冊のタイトルをあげてみたが、今のところ150冊近くがすでにエントリーされている。ノミネート一覧は「日本タイトルだけ大賞」特設ページから見ることができるので、お気に入りのタイトルを探して欲しい。
http://www.sinkan.jp/special/title_only2015/index.html

 2月14日の本選では、まず当日21時から収録の様子がUstreamで生中継され、さらに24時から25時にかけてCBCラジオ『電磁マシマシ』で地上波ラジオでも放送される予定だ。UstreamのURLは後日「タイトルだけ大賞」公式サイトにて発表される。審査員は山田真哉さん、吉永龍樹さん、上田渉さんの3人に加えて、ゲスト審査員として、『電磁マシマシ』パーソナリティの佐野電磁さんが参戦する。
 どんなタイトルが大賞に、そして残念賞に選ばれるのか? 2月14日を待とう!
(新刊JP編集部/割井洋太)