ネット違法アップロード注意CM、アニメファンを悪意ある狙い打ちで物議を醸す

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日本民間放送連盟が製作したCM『テレビ番組のアップロード それ、違法です』。近年後を絶たないTV番組のネット上への投稿を防ぐために、世の中に問題を周知する意見CMだが、このCMに登場する犯罪者の容姿や趣味などに「悪意を感じる」という意見がネット上に寄せられている。

刑事役の遠藤憲一が「TV番組アップしちゃいけないの知らなかったのか?まああのアニメ再放送されないんだよな」と犯人に語りかけ、犯人が「名作なのにもったいないじゃないですか」と供述する内容。

犯人役の男がアニメ好きオタクという設定や、部屋などのアニメキャラなどのグッズが映りこんでいる場面など「これ完全にお前らだろ、悪意があるよな」や「実際アップしているのは、オタクとかより広告収入目的の違法サイト業者などだろ」など、いかにもテンプレートなオタク風に犯人を仕立てあげていることに批判が続出。

さらに「実際やっているのは外国人の方が多い」「DVDなども出ない作品が多いので隙間産業的にこのような違法サイトが増える原因がある、現状を理解してしっかり対応して欲しい」といった意見も。

【動画】http://youtu.be/liSZvRhejo8


実際ネットに違法投稿されたTVコンテンツは、アニメばかりではなくバラエティやスポーツなど多岐にわたるため、「アニメ」と特定した番組や愛好者を攻撃するCMには若干違和感がある。

アニメイベントやコミケのニュース報道などでも「いかにも」という人を探し出し意識的にオタク像を歪曲する悪意ある取材編集などが度々問題になるが、映像などで容姿や趣味なども含め凝り固まったイメージを刷り込むと、アニメファン=犯罪者という偏見が生まれる可能性もあるので、表現方法に慎重になる必要があるだろう。