陸上自衛隊の公開演習「第1空挺団 降下訓練始め」写真リポート(前編)

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2015年1月11日、習志野演習場で陸上自衛隊の公開演習イベント「第一空挺団 降下訓練始め」が開催されました。めったに目にする機会のない落下傘降下やラペリング訓練、初公開の新型装備、さらに離島奪還を想定した総合演習など、現場の様子を写真でお伝えします。

陸上自衛隊 第一空挺団は日本で唯一の空挺部隊。輸送機やヘリコプターなど航空機からの落下傘降下や、ヘリボーンと呼ばれるヘリコプターからのロープ降下などの技能を持ち、車両の通行や航空機の離着陸が困難な地形への迅速に人員を展開できる能力を有しています。

「降下訓練始め」は第一空挺団が一年の安全を祈願して毎年1月に開催する一般公開の演習イベント。今年は約1万5000人が訪れました。

今回の降下訓練始めでは、2014年11月に導入された新型落下傘「13式空挺傘(藤倉航装製)」による降下訓練が初公開されました。13式空挺傘は、降下時の操作性向上のほか、空中接触や上下近接時において双方の傘体が潰れたり変形しにくくなっているなど、安全性、耐久性が向上しており、これによって一回の降下でより多くの隊員を送り込むことが可能となります。

訓練では様々な航空機、高度、落下傘による降下訓練展示のほか、離島奪還を想定した総合演習も行われました。

新型パラシュートによって一回の降下人数が増えた事で、例年と比較して密度の濃い降下風景となり、なかなかに壮観な光景がみられました。その他スポーツパラシュートのような形状の「自由降下傘」による降下も行われ、任意の場所に正確に降下する様子も公開されました。

なお習志野駐屯地では1月の降下訓練初めのほかにも、駐屯地創立記念の桜まつり(4月)、打ち上げ花火もある納涼夏祭り(8月)など、地域交流と自衛隊PRのためのイベントを例年実施しています。

特に降下訓練や演習は自分の目で見るだけでなく、自慢のカメラや撮影機材を日常生活ではほぼありえないシチュエーションでフル稼働させる絶好のイベントです。

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