ハビエル・アギーレ氏 (撮影/岸本勉・PICSPORT)

写真拡大

ハビエル・アギーレ氏が日本代表監督を解任されたニュースは、スペインやメキシコでも大々的に報じられている。

スペインでは、<AS>や<マルカ>などの主要紙が一斉に報道した。ネット版の記事コメント欄では、「規律に厳しい日本だから解任はしょうがないこと」「日本だけじゃない他の国でもクビになる」「アジアカップの成績で決定的になった」など、ほとんどが今回の解任は当然という論調だ。

この八百長スキャンダルは、スペインでも継続的に報じられていたこともあり、スペイン国内では、驚く内容ではなかったようだ。

アギーレ氏の出身国メキシコでは、論調はさらに辛らつだ。

メキシコのインターネットユーザーは、「日本代表の監督の職を失い、裁判でも負ける。あと何を失うんだ? 威厳?」と突き放したコメントや、「サムライならハラキリに値する」「汚職にまみれたメキシコ人らしい結果」「メキシコに恥をかかせた馬鹿野郎」「政治家になればいい。汚職でも何も言われないぞ」など、アギーレ氏への非難一色といった様相を呈している。

元メキシコ代表監督にして国を代表する人物の不名誉なニュースに対し、批判も一層厳しいものとなっている。