電子雑誌読み放題サービスは実際に雑誌を買うよりどれぐらい得なのか? 『dマガジン』でそのお得度をシビアに査定してみた

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スマートフォンやタブレットで電子書籍を読むスタイルが定着し、ニールセンの調査によると2000万人以上のユーザーがスマートフォンで電子書籍サービスを利用しているのだとか。そんな中、電子書籍化した雑誌が月額で読み放題になるサービスも利用者が増加中。NTTドコモの『dマガジン』は、サービス提供を開始した2014年6月からわずか半年で会員100万人を突破、最新の発表では120万人以上の会員がいるとのこと。月額料金を払えば雑誌が読み放題というこうしたサービスですが、実際のところはどれだけ得になるのでしょうか。『dマガジン』で初回31日無料のキャンペーンを開始していたので、登録してシビアに査定してみることにしました。

※ニールセン調査
http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/02/Newsrelease20140227.html

●100誌以上の雑誌が読める『dマガジン』
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『dマガジン』は、iOS/Androidのスマートフォンやタブレットで、100誌以上の電子雑誌が月額400円(税抜き)で読み放題になるサービス。“docomoID”を取得すれば、ドコモ以外のキャリアのユーザーでも利用できます。

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雑誌を選んで読むほかに、記事単位で読みたい記事を探せるのが特徴。「おすすめ」の項目では、同じテーマを特集した記事を複数の雑誌にわたって一覧できたり、「360度カメラ」などホットワードでまとめた記事一覧を利用できるのがユニーク。関心あるトピックから、ふだん手に取らない雑誌にも出会えるのが面白いですね。

●実際に買うのと比べてどれぐらいお得?
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今回は、書店に行ってそのときに「読みたい」と思った雑誌をまとめて購入。個別に購入する場合と比べて『dマガジン』では、どれぐらい得になるのかを調べてみることにしました。今回購入した雑誌は次の6誌。

・週刊ファミ通 2/5号(460円)
・ニューズウィーク日本版 2/3号(460円)
・週刊SPA! 2/3号(390円)
・週刊アスキー 2/10号(400円)
・サイゾー 2月号(980円)
・クーリエ・ジャポン 3月号(800円)

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いずれも『dマガジン』で配信されている雑誌です。書店に行ったのは火曜日だったのですが、毎週火曜に発売の『ニューズウィーク日本版』は『dマガジン』では金曜日に更新日がずれるなど、一部で最新の雑誌が読めない場合もあるようです。

週刊誌は月に4回刊行されるとして、これら雑誌を毎号購入するとひと月にかかる雑誌代は

460×4+460×4+390×4+400×4+980+800=8620円


税込みで月額432円の『dマガジン』を利用すれば差額の8188円分がお得……と考えるのが一般的ですが、この記事ではもう少しシビアにお得度を査定してみることにします。

●すべての記事が読めない場合も?
『dマガジン』に限らず、月額で読み放題の電子雑誌配信サービスでは、一部の記事が読めない場合があります。今回は、各雑誌で『dマガジン』では読めない記事をチェック、その分を提供される価値から割り引いて評価してみることにしました。各雑誌で実際に読める記事の割合は次の通り。

・週刊ファミ通 2/12号
※雑誌購入時の次の号で集計
全242ページ中
『スマッシュガールズ アンジュルム』2ページを除く240ページ
読める記事の割合:99.17%

・ニューズウィーク日本版 2/3号
※『dマガジン』で更新された金曜日以降に確認
全70ページ中70ページ
読める記事の割合:100%

・週刊SPA! 2/3号
全146ページ中
『グラビアン魂』7ページ、コラム11ページ、コミック28ページ、連載11ページ、『“外国人美女”と付き合うのは簡単だった』5ページ、『75%の女性が風俗面接に落ちていた!』4ページ、『SPA! AUTO CLUB』2ページを除く78ページ
読める記事の割合:53.42%

・週刊アスキー 2/10号
全126ページ中126ページ
読める記事の割合:100%

・サイゾー 2月号
全146ページ中
『月刊桃色新聞』2ページ、『ロバート秋山の「アダルトグッズ“妄想”使用指南」』2ページを除く144ページ
読める記事の割合:98.63%

・クーリエ・ジャポン 3月号
全130ページ中
コラム10ページを除く120ページ
読める記事の割合:92.31%

●シビアに計算したお得度は?
以上の比率から、ひと月に『dマガジン』で提供される雑誌の正味の価格は

450×0.9917×4+460×1×4+390×0.5342×4+400×1×4+980×0.9863+800×0.9231=7763円


『dマガジン』の月額432円を引いてもまだ7331円もお得。さらに雑誌を読めば読むほど得になるということが分かりました。

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調べてみると、読めない記事はコラム系やグラビア系、成人向けの内容が含まれる記事が中心で、ニュースや特集記事はほとんどそのまま読める模様。100%記事が読める雑誌を毎号購入している人は、『dマガジン』に乗り換えてしまってもよいぐらいなのではないでしょうか。3月31日までは31日間のお試し期間があるので、読みたい雑誌や記事が提供されているかどうか一度チェックしてみてはいかが。

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