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バイエル マテリアルサイエンス(バイエルマテリアル)はこのほど、「ソーラー・インパルス2」に、同社が開発したハイテク素材が使用されていると発表した。

「ソーラー・インパルス2」は太陽光を唯一の動力とする総重量2.3tのソーラー飛行機で、3月にアブダビから総飛行期間5カ月、総飛行距離3万2000kmの世界一周飛行へ飛び立つ予定となっている。

バイエル マテリアルサイエンスは同プロジェクトの公式パートナーであり、主ににコックピットシェルの設計を担当。「ソーラー・インパルス2」は、夜間は-40℃、日中は+40℃という激しい温度変化に耐える必要あるため、断熱機能が重要なポイントとなる。同社が提供した材料の1つである高機能断熱材「Baytherm Microcell」は、現行基準と比較して断熱効果が10%向上するという。

コックピット以外では、バッテリーの断熱に同社のポリウレタン硬質フォームが使用されているほか、機体の大部分に塗られているシルバーコーティングの原材料や両翼下部で織布を貼り合せるための接着剤を提供している。

バイエル マテリアルはソーラー・インパルス・プロジェクトへの参加を技術開発の機会と捉えており「私たちはこの飛行機を空飛ぶ実験室として使い、既存の製品とソリューションをさらに向上させ、新技術を試しながら、将来のアプリケーションを開発しているのです」とコメントしている。