イタリア・セリエAのインテルが、英ニューカッスルよりDFダヴィデ・サントン選手を獲得したと発表した。

サントン選手はインテルの下部組織出身で、レンタルや移籍を経て再び古巣への復帰となる。日本代表の長友佑都選手とのポジション争いも含め、クラブ公式facebookページコメント欄には、様々な意見が寄せられている。

復帰に関しては好意的な意見が多く、「良い契約だと思う」「彼のことは好きだった」「良い選手だよ」といったコメントが並んだ。また、現所属クラブのサポーターからも「チャンピオンズリーグ・レベルの才能。監督次第でいい仕事をする」との評価が寄せられた。

一方で「攻撃的でいい選手だが、守備がまるで駄目。ウィングで起用するのがべストだと思う。今のチーム(ニューカッスル)では怪我で損をしたね」との指摘も。

さらに、「インテルの左サイドバックには長友、ダンブロージオとドドがいる。激戦区だね」とインテルでの過酷なポジション争いを懸念する声がある一方、「怪我が無ければ今の長友やドドよりも良いかもしれない」と、その潜在能力は高く評価されているようだ。

また、「彼は1年間プレイしていない。コンディションに大きな問題を抱えているよ」と今回の補強に異議を唱える声も少なくない。

今回のサントン選手の加入は「最近怪我が多い長友選手やダンブロジオ選手をサポートする選手が急務」という思惑に一致した結果のよう。サントン選手は、もともと長友選手のトレード要員としてチェゼーナへ放出された経験があるだけに、自分が育ったクラブへの再入団は本人にとっても特別なものとなりそうだ。