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アドビ システムズ(アドビ)は2月2日、企業のWebサイトなどデジタルメディアが消費者の購買行動にどのような影響を与えているかに関する調査の結果「Adobe Marketing Discovery」を発表した。

これによると、カスタマージャーニーの各場面において、デジタルメディアが消費者行動に及ぼす影響は大きいことが明らかとなったという。

○デジタルメディアが認知拡大に与える影響は大きい?

調査では、まず、商品を認知するきっかけとなるメディアを尋ねた(複数回答可)。

すると、テレビとの回答が多い(80.5%)ものの、デジタルメディアとなる「ニュースサイト/ポータルサイト(41.9%)」や「企業のWebサイト(31.3%)」「ソーシャルメディア(28.4%)」も大きな影響力を持つことが判明したという。

また、5年前と比較した「各メディアの影響力の増減」では、5年前に比べて「影響力増加」と答えた回答者比率(%)から「影響力減少」と答えた回答者比率を引いた値となる「各メディアの増減DI値」において、従来メディアの影響力減少値が高く、デジタルメディアの影響力増加値が高い結果に。

「ニュースサイト/ポータルサイト」が+29.1、「ソーシャルメディア」が+24.6、「企業のWebサイト」が+17.0となる一方、「テレビ」が-5.9、「新聞」が-20.8、「雑誌」が-22.8となった。

○認知後、Webで情報収集を行うひとは88.3%

次に同社は、商品認知後の消費者とデジタルメディアの関係を調査。テレビなどの従来メディアで商品を認知したのち、Webサイトにて情報を調べるとの回答は88.3%にも及んだ。

このことから、テレビ・新聞・雑誌などによる消費者への認知だけでは不十分で、情報収集を行う消費者の期待にWebサイトで応えることが極めて重要ではないかと説明する。

また、店頭で気になった商品についてWebを活用して情報を調べる人は52.3%との結果に。この結果を受け同社は、店舗経営者は店舗とWebの関係を踏まえ、2者を連動させた展開を行わなければ、販売機会を逸してしまう可能性があると指摘する。

なお、同調査はアドビが2014年10月、日経BPコンサルティングに委託し、国内の一般消費者1000名(29歳以下の男女250名・30代男女250名・40代男女250名・50歳以上の男女250名)を対象に実施したものとなる。