問題となったデザイン(REDSKINS Twitterより)

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 韓国の“旭日旗クレーム”が熱を帯びている。今回の舞台は、フランス。韓国メディアによると、1月下旬にパリで行われたファッション展示会「WHO’S NEXT」で、「REDSKINS」というブランドが旭日旗のデザインを用いたという。

実際に同ブランドの展示物を見てみると、中央に描かれた女性の背景に、旭日旗の象徴ともいえる赤い光線が描かれていた。展示物を現地で目撃した韓国人は、韓国メディアにこんなコメントを残している。

「韓国人として旭日旗を使用したデザインがあるということに侮辱を感じた。ヨーロッパの人たちは、旭日旗が日本軍国主義の象徴で、ナチスのハーケンクロイツと同じような意味を持っているということを知らないようだ。とても驚いているし、残念だった」

 シャルリー・エブド銃撃事件以来、「表現の自由」が声高に叫ばれているフランスで、韓国がファッションブランドの表現にイチャモンをつけた格好だ。

 少しでも旭日旗を連想させるデザインに対する韓国人のクレームは、今年に入っても絶好調と言わざるを得ない。1月中旬にも、映画『ベイマックス』に旭日旗を連想させるデザインが映り込んでいると、韓国ネチズンたちが騒ぎ立てた。彼らが指摘したのは、映画の中で、ある部屋に貼り付けられていたポスターだ。確かにそのポスターには赤い斜線が描かれているが、とても旭日旗には見えない。ウォルト・ディズニー・カンパニーコリアの広報代行会社も、「映画に旭日旗は登場せず、旭日旗を連想させるような意図もない」と説明している。

 どこからともなく旭日旗を見つけてくる“発見力”もすごい。つい先日もオーストラリアで開催されたAFCサッカーアジアカップの公式ガイドブックに、日本人サポーターが顔にペイントした「旭日旗」が映り込んでいるとして、当該写真の削除を要求している。削除要請を出したのは、自称“韓国広報専門家”で、扇動的な活動で知られるソ・ギョンドク教授だ。

 振り返れば2013年5月、イタリアの「BENJAMINS」というメーカーが販売していたスマホケースのデザインに対しても、「旭日旗を使うな!」とネチズンたちが抗議メールを送る騒動があった。一体どうやって見つけてきたのかと舌を巻くばかりだが、そのメールに対して同メーカーは「これはただの旗だ。何も問題はない。気に入れば買い、気に入らないのなら買わなければいい」と反論。その対応がネチズンたちの怒りに火をつける結果となり、「あれは戦犯旗で今の日本の国旗ではない」「無知であるなら少しは学べ」「もしナチスの旗を作ったらヨーロッパ人も黙っていないはず」などとEメールやSNSを通じた抗議が殺到した。韓国メディアも便乗して記事を掲載する騒ぎとなり、結局そのイタリアメーカーのホームページからは、旭日旗デザインのケースが削除されてしまった。もうこれ以上、韓国人と関わりたくなかったのかもしれない。

 いずれにせよ韓国の“旭日旗クレーム”は、昨今ますます過激になっているように思える。ほとんど言いがかりに近いイチャモンは、控えてほしいところだが……。