台湾女子高生たちの素顔 青山裕企『台湾可愛』制作の裏側

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2015年もよろしくお願いします。LIPの田中です。

今年もさらなる盛り上がりが予想される台湾カルチャー。この連載ではその中のガールズカルチャーにスポットを当てご紹介していきます!

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昨年12月に発売された写真家・青山裕企さんの写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl』(美術出版社)。



今回は、LIPが企画のコーディネートを担当させていただいたこの写真集の、真夏の台湾で行われた撮影のエピソードをもとに、今注目される台湾の制服カルチャーについて、そしてこの写真集のタイトルとなった「台湾可愛」との関係を考えていきます。

記事最後では、写真集未掲載の作品も独占公開してます!

台湾の現役女子高生200人からの応募



この写真集は青山裕企さんの新しい写真集企画として、台湾の女子高生を撮りおろすというものでした。モデルはすべて現役の女子高校生

プロのモデルは一切使わず、「台灣制服美少女拍攝計劃」と題したオーディションを立ち上げ、台湾全土からモデルを募りました。1ヶ月の応募期間中に約200人の応募が集まり、そこから青山さんの厳選なる審査により16名が選出されました。

青山さんの過去の写真集はすでに中国語版で台湾でも販売されており、オーディションの応募の中には「こんなチャンスめったにないので絶対合格したいです」や「大好きな青山先生に是非撮ってもらいたい」というコメントも多く寄せられました。

そしていざ撮影へ。撮影は、2014年8月の前半と後半2回に分けて行われました。

『台湾可愛』の舞台裏



モデルの女の子と合流。青山さん自ら中国語で自己紹介、おみやげに青山さんの過去の作品集を。


公園での撮影。突如遠足らしき団体が……。


赤いタータンチェックの制服。アイドルの衣装に近い。



前日台湾現地で入手した小道具を使っての撮影。


撮影で使った小道具をプレゼントしたところ、喜んで持って帰ってくれました。


台北・西門。AKB大ファンのモデルの子。青山さんが以前AKBの写真を撮っていたことを知り大興奮。



はじめて出会ったのに、撮影後はお互い仲良し。


その横ではAnimate台北西門店にすごい行列!

学校やプールでも撮影敢行



台中の学校にて。ここで表紙の写真は生まれます。

日本の教室とはどことなく違います。



台湾の市民プールで撮影。営業中にもかかわらず撮影OK。

日本ではあり得ません。


放課後教室にて。台中のマンモス学校・東海大学。



シャツの裾がヒラヒラ。シャツの前部分もフリル。超かわいいです。



台中の素敵なカフェで撮影。

上はもともと薬局をリノベーションしたカフェ「朋友家」(現在は閉店)、下はオリジナル味のアイスが絶品の「ino ICE」。

ナチュラルメイクが可愛い台湾女子!



集合場所にやってきたモデルの子。目にはつけまつげとアイライン。撮影だということで、気合入れてきたのかも…。



ただ、写真集のコンセプトにあわないため、ナチュラルメイクに変更。絶対こっちの方が可愛い


撮影休憩中。さすが自撮り大好きな台湾ガール。撮影の様子をFacebookにアップロード!


台湾の浅草・龍山寺にて撮影。このお寺と制服のアンバランスがなんとも言えないです。


撮影場所に台湾現地メディアの取材がやってきました。青山さんインタビュー中。


このモデルの子、パーフェクトすぎる美しさ。2014年から大学でフランス語を学び、将来の夢は外交官。



肉まんを食べようが、メイク中だろうが崩れない完璧すぎる表情。

写真集の未公開写真!


今回は特別に写真集に掲載されなかった未公開作品をご紹介させていただきます。















制服文化と台湾可愛が融合!



「台湾可愛」とは何なのでしょうか。日本語と同じ中国語でも「可愛(クーアイ)」。可の意味は「それに値する」という意味。つまり「愛するに値する」という語源です。

日本の女子高生とは違う魅力を持つ台湾の女子高生。手足の長いスラッとした体型に健康的な肌。産毛の処理をしない、メイクやヘアスタイルもいたってナチュラルな子が多い。

けど可愛いものが大好きで、美意識もすごく高い。そしてSNSなどを通して自分を積極的にアピールする。そんな絶妙なバランスが日本人の我々にとって新鮮で可愛いのです。

さらに、もともとは日本で盛り上がっていた制服文化も、今ではその勢いは台湾の方が上かもしれません。昨年は台湾でイラスト集『制服至上 台湾女子高生制服選』が空前の大ヒットを記録し日本語版も販売され、ついにはアイドル総選挙ではなく「制服総選挙」も行われ盛り上がっています。

台湾的な「可愛」が制服カルチャーと組み合わさったり、さらにそれを海外の目線で評価され新しい接点が生まれていく。今回関わらせていただいた写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl』は、それを体現した形です。

今後可能性を多分に秘めた台湾ガールズカルチャーは新たな接点や視点でもっと面白くなるに違いありません。