インテルのピエロ・アウジリオSDは1日、サッスオーロ戦の試合前に、アントニオ・カッサーノの獲得について次のように述べた。

「(パブロ・)オスバルドのこととは関係なく、前線でやるべきことはない。(フェデリコ・)ボナッツォーリはここに残る。カッサーノのことは評価しているが、必要とは思っていない。FWは加えないよ」

だが、サッスオーロ戦で敗れたことにより、インテルは打つ手を変えたようだ。2日か3日には、フリーとなったカッサーノの獲得に向けて攻勢を仕掛ける可能性がある。

一方、インテルは守備の強化にも動いている。FIFAからの了承があるとみられるフィオレンティーナDFマイカー・リチャーズに加え、ニューカッスルのダヴィデ・サントンの復帰にも動いているようだ。実現すれば、インテルはUEFAへの登録リストでホームグロウン枠を埋めることもできる。

なお、アウジリオSDはサッスオーロ戦の前に、このようにも話している。

「やるべきことはまだ少しあるが、予算も分かっている。それを考慮せずに選ぶことはできない。将来的にプラスアルファの価値となることをしたいとも思っている。ただ何かをすることには関心ない」

「チームは夏に、財政的なスタンダードを基準にしてつくられた。インテルは良いチームだ。以前も良いチームだったし、今は改善された。何かをつくろうとしているんだ。時間は必要だろう。だが、道は正しい。成功へつながるはずだ」