ドラマに共感する妻が続出! わが家の「残念な夫。」たち・4選

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みなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!

最近、ママ友との間で話題になっているのが、玉木宏と倉科カナが夫婦役を演じる、ドラマ「残念な夫。」(フジテレビ系)です。温かくて明るい、誰もが思い描くような“理想の家庭”を夢見て結婚した夫婦の関係が、子どもの誕生を期に変化していく……というお話なのですが、ドラマの中で描かれる、夫へのイライラや育児あるあるに、共感する妻が、いま続出しているとか。

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子どもが生まれても、趣味に没頭し、浪費をやめない夫……ああ、これが玉木宏の顔なら、まだ我慢できるのに! という声も聞こえてくる中、今回は、「わが家の残念な夫。」について、ママたちに話を聞いてみました。

■1 変わらない夫。

「私は、子どもが生まれて生活が180度変わったっていうのに、旦那は、独身時代と変わらず、友だちと飲みに行って深夜に帰ってくる」(31歳・パート)

妊娠発覚から、胎動や出産、授乳などのプロセスを経て母親になる女性に対し、男性には体感がありません。父親の自覚が芽生えるのに時間がかかるのは、ある意味、仕方のないことですが、産後、自由な時間がほとんどない中で、夫だけが、結婚前と変わらない生活を送っていることに、いら立ちや不公平感を抱いてしまう妻の気持ちは、痛いほどよくわかります。

■2 非協力的な夫。

「夜泣きがひどいときに、まったく起きようとしない夫。しまいには、「うるさい」と言って、リビングで寝だした」(29歳・教育関係)

産後、多くのママたちが悩まされる、赤ちゃんの「夜泣き」。ひどいときには、一睡もできないまま、朝を迎えることも……。「どうして泣いてるの? お願いだから寝てちょうだい……」そんな極限状態においては、夫の「うるさい」というひとことや、われ関せずといった寝顔に、殺意さえ湧くこともあるようです。

■3 理解のない夫。

「家事分担を頼んだら、「昼間やればいいじゃん」「お前は時間あるだろ?」って言われた。こっちは24時間フル育児で、いっぱいいっぱいだから頼んだんですけど……」(30歳・育休中)

1日24時間、朝晩関係なく、泣き声が聞こえたら、急いで駆け寄ってしてあげなければならないのが、赤ちゃんのお世話です。無論、ママには、12時ちょうどのお昼休憩や、終業時間もありません。パパが外で働いているのと同様に、ママも家でがんばっていることを理解してほしいものです。

■4 いいとこ取りな夫。

「子どもをあやしてくれるのはありがたいけど、おしっこやうんちのニオイがしたら、『はい、ママ』って渡してくる夫。おむつ換えくらい、やってくれてもいいじゃない」(32歳・会社員)

ほかにも、「子どもの相手をするのは、子どもの機嫌がいいときだけ。ぐずってるときは、いつも私任せ」など、パパのいいとこ取り育児は、イライラの原因のひとつ。子育ては、楽しいことだけではありません。大変なときこそ、進んで手伝ってくれるとうれしいですよね。

■おわりに

産後、初めての育児に戸惑いながら、生活やホルモンバランスの変化にも対応しなければならないママたち。「産後クライシス」という言葉もあるように、この時期の、夫の心無いひとことや行動は、最悪、離婚にまでいたってしまうこともあるようです。しかし、この大変な時期を、夫婦二人三脚で乗り越えることができれば、その絆は、より強いものになるはず。そのためには、何よりも、お互いの歩み寄りが大切。そして、「完璧な夫」なんて存在しないことを、妻側が理解することです。

(斉田直世/家事代行CaSy)