珍騒動が発生(写真は所属事務所HPより)

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 脳梗塞のため2014年10月末に入院し、同年12月7日に退院したタレントの磯野貴理子(50)。退院一週間後には、もう日本テレビ『行列のできる法律相談所 新春スペシャル』の収録で仕事復帰を果たすなど、心配された後遺症も見られず、順調に回復しているようだ。

 しかし、ここへきて、そんな磯野の“暴挙”を今週発売の週刊女性が報じている。

傍若無人なふるまいにレッドカード

 昨年のクリスマスイブ、磯野は都内にある和食店に16時半頃電話をしてきて、「今から行く」と伝え、「まだオープン前だ」と制する店員の話に耳を貸さず、強引に店を訪問したのだという。

「店のなかで待たせてよ。待ってればいいでしょ?」

 とは、このときの磯野のセリフである。そして、まかない中だった店内に厚かましくも入っていくと、勝手にカウンター席につくや、いきなりお土産用のから揚げを注文したのだという。これには、店員も空いた口が塞がらなかったようだ。

 さらに18時の開店時間がくると、磯野の知人が合流。それから約2時間、磯野はあのキンキン声でしゃべりまくり、周囲の客は鼻白むばかりだったようだ。

 この「私は有名人よ」とばかりの傍若無人さに、店側は激怒。“出禁”の判断を下した、とされる。

 同店の常連客の1人で、広告代理店勤務の男性は言う。

「静かで落ち着いた雰囲気のお店。店員さんもみな紳士的な方ばかりです。それなのに、もし“出禁”が事実なら、よっぽどのことですよ。でも、あの人は、空気を読めないことで他の店からも嫌われているという噂を聞いたことがありますね」

 また、ある個室居酒屋の経営者もこう語る。

「もう3年ほど前ですが、磯野さんがスタッフの方といらっしゃったことがあるんですが、とにかくうるさい。声が大きい。店員への態度もぞんざいで若い店員は怒っていました。でも、暴れて、モノを壊すとまではいかなかったので、そのときはこちらも我慢しました」

 そんな磯野だが、3年前から都内でバーを経営している身。24歳年下の夫、高橋東吾氏に店長を任せ、自らも時間を見つけては来店。

「本人がいるときは、店の扉に『貴理子います』のプレートが出てるんですよ。磯野さんに会いたくて行く人はそんなにいないと思うんですがね(笑)」(関係者)

 自らも飲食店の経営者であるなら、他店の迷惑になる行為は慎んで然るべきだが、そこは腐っても有名人。ついつい「特別意識」が覗いてしまうのかもしれない。

 ため息しか出ない話である。

(取材・文/小林靖樹)