巨匠監督×村上春樹実現せず、「国境の南、太陽の西」映画化の話があった。

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シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマーという2大アカデミー賞俳優が贈る、最高にチャーミングなラブストーリー「トレヴィの泉で二度目の恋を」が、1月31日より、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショーされる。本作で監督を務めるのは、「イルポスティーノ」「ヴェニスの商人」などの名匠マイケル・ラドフォード。そんな監督がこのたび、小説家・村上春樹氏との意外なエピソードを明かした。

マイケル・ラドフォード監督に、日本について、そして今後日本の原作の映画化を考えているかどうかについて質問したところ、「村上春樹とは親交があり『国境の南、太陽の西』の映画化の話があった」とコメント。

しかし、「村上春樹は『アメリカで撮ってくれ』と言ったが、僕は日本的な映画で日本的なフィーリングがあると思った、いろいろあって実現はしなかった」という。

また、監督は他に好きな小説家の名前に吉本ばなな氏を挙げ、日本の小説や文化をとても気に入っていると明かした。今後もしかしたら、世界的な2人の夢のコンビが実現する日がくるのかもしれない。

☆「トレヴィの泉で二度目の恋を」ストーリー

妻を亡くし、生きる気力を亡くしたフレッドは、娘のすすめでアパートに引っ越すことに。隣の部屋には、魅力的だがやや変わり者のエルサが住んでいた。映画「甘い生活」のマストロヤンニとアニタ・エクバーグのようにトレヴィの泉に行くこと、それがエルサの長年の夢だ。そんな二人の出会いは最悪だったが、やがてエルサは旋風のようにフレッドの心に入り込み、フレッドは人生を楽しむことを学んでいくが、そんな折、エルサが病に侵されていることを知り――。