写真提供:マイナビニュース

写真拡大

学術的な硬い内容だけではなく、マニアックな読み物から芸能人が書いた自伝まで、幅広いテーマが魅力の「新書」。面白いタイトルで我々の興味を引くことが多いですが、みなさんはどのくらい新書を読んでいるのでしょうか?マイナビニュース会員300 人に聞いてみました。

○Q.普段新書を読むことはありますか?

1位 あまり読まない 34.3%2位 たまに読んでいる  33.3%3位 読んだことがない  23.7%4位 月1 冊は読んでいる  5%5位 月に数冊読んでいる  3.7%

1位は「あまり読まない」の 34.3%でした。3 位の「読んだことがない」 (23.7%) と合わせると、約 6割の人が日常的に新書を読んでいないことが分かりました。一方、新書を月に 1冊以上読んでいる人は1割に満たない結果で、「たまに読んでいる」と回答した方が約 3割いるものの、定期的に新書を読む習慣がある方は、少ないことが分かりました。

新書は、各大手出版社が定期的に刊行しており、書店内でも競合となる書籍が多い激戦区。その中で、少しでも目立とう、気を引こうと面白いタイトルが多くなる傾向にあるようです。今回の調査では、編集部が「これは特に面白い!」と思った新書のタイトルの中から、どの本を読んでみたいかについても聞いてみました。

○Q.タイトルを見て「この新書を一番読みたい」と思ったものを教えてください

1位 女が嫌いな女(文春新書 )週刊文春編集部・編(15.7%)2位 さおだけ屋はなぜ潰れないのか ?(光文社新書) 山田真哉( 15.3%)3位 どうせ死ぬのになぜ生きるのか (PHP新書) 名越康文( 15%)4位 女子高生の裏社会(光文社新書 )仁藤夢乃(13 %)5位 源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか (PHP新書) 中川右介( 12.3%)6位 東大卒プロゲーマー (PHP新書) ときど( 8.7%)7位 昆虫はすごい(光文社新書 )丸山宗利(7.0 %)8位 ヒゲの日本近現代史 (講談社現代新書)阿部恒久( 4.7%)9位 科学する麻雀(講談社現代新書 )とつげき東北(4.3%)10位 部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書) 牟田和恵( 4%)

マイナビニュース読者 300人が選んだ「読んでみたい新書のタイトル」第 1位は、文春新書の「女が嫌いな女」でした。多くの人にとって、他人から自分がどう見えているかは気になる所ですよね。この新書を選んだ理由を聞いたところ、「共感できそう」「他人の行いから学ぶところがありそう」という意見が多かったです。

「女だし、気になる。女性を敵にしないように」(女性・東京都)「学べる事が多そうだから」(女性・東京都)「共感できそうで面白いから」(女性・千葉県)

第 2位は「さおだけ屋はなぜ潰れないのか ?」。160 万部を売った有名な新書で、読んだことがなくてもタイトルは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。日常生活でふと思う素朴な疑問を、うまくタイトルに活用した好例ですよね。「経済やお金のことに詳しくなれそう」「世の中の仕組みが分かりそう」などという意見が多く、男女まんべんなく人気を集めました。

「経理の仕事をしているので仕事に役立ちそうだと思いました。」(女性・広島県)「ちょっとした世の中のからくりを丁寧に説明していて面白そうだと思った」(男性・奈良県)「会計に興味があるから」(男性・埼玉県)

第 3位は「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」。テレビでも人気の精神科医・名越康文さんが手がけた最新作です。普段から実践できる仏教の教えについて語るという内容で、人生の深い問いに答えを示してくれそうなタイトルですよね。「生き方が探せそう」「死生観に興味があるから」など比較的高い年齢層のみなさんを中心に人気を集めました。

「人間として最大のテーマだから」(女性・兵庫県)「本当にその通りだと思うから」(女性・広島県)「根源的な問題であるし面白そうだから」(女性・京都府)

ちなみに筆者が個人的に気になったのは、惜しくも 10位でしたが「部長、その恋愛はセクハラです!」。会社組織の中で働いていると「どこからがセーフか、どこからがアウトか」が分からなくなってしまうこともありがちです。豊富な事例から「セクハラとは何か」を導き出していく本書、気づかないうちにアウトな行いをしてしまわないよう、ぜひ読んできちんとした知識を身に付けておきたいと思いました。

ここまで何冊か新書を紹介して来ましたが、タイトルを見て興味を持った本は見つかったでしょうか。最初は、なかなか手に取りづらい新書ですが、より多くの人に読んでもらおうと、各社が様々な切り口で特集を行っています。

直近の特集としては、 電子書籍配信を扱うブックリスタが 新書にフォーカスした「BOOKFESTA 2015 winter」と題した特集を開催中 (1月23 日から 2月6 日まで )。特設サイトでは、気になるタイトルから本の詳細が選べるコンテンツが公開されています。

新書を日常的に読んでいない約 6割の方も、これを機会に気になる新書を読んでみてはどうでしょうか。ビジネス本に役立つ本から、雑学をまとめた本まで、幅広いジャンルを扱う新書ですから、あなたに合った一冊との出会いがあるかもしれません。

(増田町)