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大相撲ブーム熱い、熱すぎる!

ものすごい熱気の中、至福&満腹の時を過ごしてきました。平成二十七年大相撲初場所千秋楽、そこには最高に熱いエンターテインメントがありました。確かに優勝争いは決着済みですが、もはやそんなことはどうでもいい。観衆の熱気が土俵に反射して再び僕を熱くするような感覚。僕もスポーツ界隈はそれなりに多くの競技を見てきたクチですが、これほどのエンタメ空間は滅多にあるものではありません。断言しましょう、「見ないと損」であると。

今場所は何と言っても、大横綱・白鵬の優勝33回という新記録達成が最大のトピックでした。可能ならば九月、何とか五月にと願っていた記録更新が、一月に達成されてしまった。しかも十三日目に決まってしまった。あまりに早すぎる決着には、僕も一瞬「千秋楽盛り下がっちゃうかな?」と心配もしたもの。しかし、記録が破られれば、また新しい別のテーマが見所となり、それは無限につづいていく。誰が勝っても負けても面白いからこそ、何百年にも渡って愛される見世物となっている。改めて、そう感じる千秋楽でした。

壁の先には新たな平野が広がっているように、記録の先には新たな世界が広がっているものです。白鵬はすでに数字の記録で頂点に立ったあとは、相撲道の高みを目指すことで新たな挑戦を始めていると言います。偉大な横綱・双葉山が見せたという「後の先」の立ち合いへの挑戦がそれです。相手より遅れて立ったように見せつつも、相撲で相手を制する取り口。プロレスで言うところの「相手の技をすべて受け切った上で勝つ」にあたる受けの相撲。力士としてもエンターテナーとしても最高峰を目指そうと、白鵬は新たな平野に一歩踏み出しているのです。

そして、これはまだ本人がハッキリ目標とするところではないかもしれませんが、2020年には東京五輪があります。そこで大相撲競技を実施する可能性はゼロではありません。数年前なら限りなくゼロでしたが、IOCの方針転換などもあり、まったくノーチャンスとは言えないところまで状況は変わってきました。極端な話、東京の五輪組織委員会さえ「やる」と言えば、実行可能なところにまで来ているのではないかと思うほどに。

もし2020年東京五輪に大相撲が採用されるとしたとき、そこで金メダルを争う候補に白鵬翔が名を連ねないのでは、スッキリしないでしょう。世間も、本人も。モンゴル代表白鵬翔、親子二代のメダリストへ。父を超える金メダリストへ。ともすれば目標を見失いそうな時には、大きな夢を抱くのが肝要。2020年は遠すぎず近すぎない、いい塩梅の目標ではないでしょうか。旭天鵬が幕内最高優勝を遂げたのは38歳のとき。2020年の夏、白鵬はまだ35歳です。とりあえず5年後を目指してみてはどうでしょうか。その頃には優勝回数も50回の大台を狙うほどになっているかもしれませんし。

ということで、今場所も僕を大いに楽しませてくれた大相撲について、僕が買ってきた土産についての土産話などを中心に報告していきましょう。

◆いい加減、日本相撲協会は手ぬぐいの発注枚数を増やすべき!

両国駅に降り立った僕は、ただならぬ雰囲気を感じます。イベント開催日ということもあり、国技館へと向かう道沿いには出店などが並んでいるのですが、いつもなら閑散としている出店に多くの人が群がっているのです。そして国技館前には入り待ち・出待ちの人の列。いつも見られる光景ではあるのですが、石垣のように国技館を取り囲むさまは、いつもを超える驚きがありました。

↓もちろん本日は満員札止メであります!


東京場所が十五日間満員となるのは18年ぶりとのこと!

大相撲人気が、再び若貴時代のレベルにまで戻ってきた!

↓今場所こそ買おうと思っていた公式グッズの手ぬぐいは、またも在庫切れにより売り切れ!
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毎場所言ってるけど、定番の柄は大量発注で在庫を抱えとけよ!

何でイベント開催中に欠品してんだよ!

毎回、毎回、毎回!いい加減、買わせろ!

↓仕方ないので新登場の大相撲ガチャをまわすことにしました!
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3横綱&人気の力士が行燈になったとのこと!

意味はわからないけれど、とりあえず買ってから考えます!

↓出てきたのはアレの行燈!
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うん、アレが希望であったから引きはヨシ!

問題はアレがもうひとつパッとせんところだな!

↓ちなみにこちらの行燈は、スイッチを入れるとパッと明るくなります!
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何だこれwww

いるかいらないかで言えば、いらねぇwww

ひるあんどん (1)-【電子書籍】

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まずは相撲を見るより先に、場内を一周しながら売店を冷やかしていきます。正面西側ひよの山売店で「すいませーん、平井理央さんがこぼしたあんみつをください!」と元気に声を掛けると、売店のお姉さんからは「あんみつは別の売店ですよ」と優しい答えをいただき、僕は西側通路へ向かいます。ちなみに、ひよの山売店でも平井理央さんが紹介した靴下は欠品とのことで、改めて在庫管理の適当さについて僕のプンスカも吹き上がります。

↓人気商品「平井理央さんがこぼしたあんみつ」についてはコチラをご確認ください!


あんみつはいつも在庫いっぱいあるのに、手ぬぐいとか靴下の在庫はすぐ切れる!

大相撲の在庫管理は5年くらい眺めてから適正な数量を考えるんでしょうね!

「余るよりは足りなくなるほうがマシ」という精神で!

国技館はすべての売店が独自の品揃えをしているドンキのような宝探し空間。てっぺんを見れば200万円する錦絵もありますし、下を見ればパチモンみたいな公式グッズもあります。2階には復興支援の売店もあり、そこにはトマトやら野菜が並んでいたりも。相撲観戦中に急に「トマト食べたいなぁ」と思ったらすぐ買うことができるワンダーランドなのです。初観戦の場合、売店を見るだけで1時間は潰れてしまうことでしょう。ご来場の際は、在庫的な意味でも、時間的な意味でも午前中に入場することを強くオススメします。

↓今回僕が買おうかなぁどうしようかなぁと最後まで悩んだのは「手づくり軍配」という1万円する木の軍配です!
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何に使うのかまったくわからず、最終的に購入は断念しました!

大きな想像力の翼を広げれば、女の子とエッチな使い方とかもできるのかもしれませんが、僕には無理です!

行司志望者だけにオススメです!

さぁ、結構長く書いてきましたけど、まだ相撲はこれっぽちも見ていない段階です。売店を冷かした僕は、つづいて朝食の物色を開始します。候補に挙げたのは、2階東側売店のおでん、1階西側外通路の豚まん、そして2階西側売店のひよちゃん焼き。おでんはかなり有力だったのですが、6種のネタがセットになったものだけの販売ということで、ちょっと量が多いかなと思い、今回は見送りました。販売効率もあるのでしょうが、おでんタネは好きなのだけを選びたい、わしゃ相撲取りみたいな大食漢じゃないんだよ…そんな無念を抱えながら。

↓で、今回はおなじみのピザ屋の横にある豚まん屋を攻めることに決定!
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横のピザ屋と同じ会社がやっているそうです!

ピザも売ってるわ、ひよちゃん焼きも売ってるわ、手広い屋台だな!

↓外はフワフワ、中には肉がビッシリの美味しい肉まんでした!
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相撲取り用のジャンボサイズだと思っていましたが、想像してたよりは大きくなくてホッとしました!

小4個セットを買って仲間でシェアするのがよさそうです!

↓ついでに、10時のおやつにひよちゃん焼きも購入!
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味は普通なんですけど、形が見事!

完全にひよの山そのもので、子どもさんとかが喜びそうです!

これでようやく昼前というところ。いい加減、相撲でも見ようかということで僕は席に向かいますが、まだまだ土産の話は終わりではありません。今回は、相撲観戦でおなじみの謎の紙袋、アレを開けてみようと思い、それを席まで届けてもらったのです。あの紙袋、気になりますよね。僕も昔買ったことがありますが、その福袋感半端ないですからね。あれから数年を経て、最近の紙袋はどうなっているのか。一番下のランクの紙袋をチェック開始です。

↓これが大相撲観戦でおなじみの謎の紙袋こと「お土産梅セット」(3,880円)の中身です!
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おっ、なかなか豪華じゃないか!

紙袋もおしゃれだし!

↓こんな気の利いた湯呑が入っていたぞ!
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横綱一覧の湯呑みはまぁいいとして、「大関止まりだった人一覧の湯呑み」はなかなかグッとくる!

忘れかけた名前を再発見しながら飲むお茶、悪くない!

↓ちなみに座席に置いてある価格表はこんな感じです!
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幕の内弁当(上)がお茶屋価格で1,620円!

焼き鳥(小)がお茶屋価格で620円!

缶ビールがお茶屋価格で380円!

PET煎茶がお茶屋価格で180円!

そこに陶器540円と煎餅540円が加わります!

って、総計が3,880円ピッタリじゃねぇかwwwww

福袋っぽいけど「まとめ買いディスカウント」はゼロwwww

やっぱりバラでほしいものだけ買うわwwww

もう仕事も人生も「値引き」しない [ 山崎真理 ]

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で、お土産をバラし、中に入っているお弁当などを食べたら、もうお昼過ぎ。僕は再び相撲を見るのをやめ(←ロクすっぽ見てない)、地下のちゃんこ屋に繰り出し、今場所も美味しいちゃんこに舌鼓を打ちます。ここでも相撲ブームを実感させるように、長蛇の列ができていました。大変な人出、大変な熱気。ちゃんこ食べるのもひと苦労です。

さらにその熱気は場外にまであふれ出していました。1階西側には力士たちが歩いて入場してくる通路があり、そこで入り待ちをするお客さんも多いのですが、今場所はいつにも増しての大人気。通路を埋め尽くすように人が集まり、人垣を超えて撮影するために「自撮り棒」を装着したスマホをかざすギャルたちがズラズラいるのです。規制がないのが相撲のいいところですが、ここまでくると単純に力士が通りづらいので、コーンくらいは置いたほうがいいかもしれません。

↓ピザ屋が大人気みたいな見た目ですが、全員入り待ちの客です!
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この人ごみをかきわけるように力士が歩いて入ってきます!

デブのために道を広く開けてくださぁい!

お待たせしました。寄り道ばかりでしたが、そろそろ相撲を見ようと思います。相撲見に来たんですからね。僕が席に戻ると、もう十枚目の取組も終盤戦。NHK地上波で映る時間帯になってきていました。協会挨拶や各段優勝力士の表彰、幕内土俵入り、横綱土俵入りなどで気持ちを高め、幕内衆の相撲を堪能します。

ここまでくると身体も技量も立派な相撲取り。バチンバチンとぶつかり合う音や、躍動感とスピード感あふれる動きは、誰が見ても納得の見世物です。思ったより近く、思ったより速く、思ったより激しい。現場で見る相撲は、テレビとはだいぶ違う印象で大変面白いものです。一生に一度は見ておきたい、そんなイベントです。

↓花道の奥の元雅山の二子山親方みたいに、やたら厳しい目で僕も厳しく相撲を見守ります!
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↓千代丸を厳しく見守ります!
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↓魁聖を厳しく見守ります!
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↓遠藤を厳しく見守ります!
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↓照ノ富士を厳しく見守ります!
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↓高安を厳しく見守ります!
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↓豊ノ島を厳しく見守ります!
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↓碧山を厳しく見守ります!
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そして取組は進み、終盤戦へ。豪栄道と琴奨菊の取組では、好角家はほぼ全員が「琴奨菊はわかっている」「ここで勝っちゃうような力士なら大関はつとまらない」「賭け事なら全力で豪栄道勝利にベットの場面」と思っていたことでしょう。それでも豪栄道が鋭い突進で大関の地位を守ったときにはワーッという大きな歓声が上がり、場内はこの日最大の盛り上がりを見せました。優勝争いがなくても、大相撲には降格争いや昇格争いなど、いろいろな楽しみが残っている。たまにはこういう場所もいいものです。

さぁ、アレのしょぼい取組は飛ばして、いよいよ結びの一番へ。この日の白鵬と鶴竜の取組には、「進行上の問題があるので50本を目安に」とされてきた懸賞が、スポンサーからの60本+投票で決まる森永賞1本の合計61本がかけられたのです。懸賞がかかると、懸賞旗を持った呼び出しが土俵を1周するのですが、それを3度も繰り返すところは初めて見ました。

相撲協会によると、長年スポンサーをしてくれている企業さんからの要望もあり、上限の目安を引き上げたのだとか。白鵬は優勝回数33回という新記録を達成すると同時に、懸賞本数61本という新記録も達成していたんですね。これもまた大記録に華を添える、粋な計らいかもしれませんね。

↓61本もあると、よく知らない企業もたくさん入ってくるぞ!
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感謝と愛情とプレミアバンク…だと?

ヤバイ!企業情報を調べてはいけない予感がプンプンする!


↓聞いたことない商品ですが、どこかのクスリと思しき白鵬丹!

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白鵬が先なのか、白鵬丹が先なのか!

商標的に微妙な案件!

↓白鵬の取組ではおなじみの「モンゴルの老舗銀行」からも3本!
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後ろの東進ハイスクールも3本出しているぞ!

確かに、今の時期に相撲を見ている学生は、来年東進ハイスクールのお世話になるかもしれないな!

↓霧島酒造からは白霧島、黒霧島、赤霧島の3本!
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何だこのFFの魔道士みたいなのwww

白魔道士、黒魔道士、赤魔道士のトリオかwww

そのくせ「金霧島」は連れてこないという不徹底ぶりwww

↓そして長年応援してくださっているタマホームさんは張り切って5本出します!
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永谷園さま、タマホームさま、DHC化粧品さま、クリナップさまから5本ずつ懸賞をいただきました!

長年のご支援、ありがとうございます!

↓そして白鵬はこの日も見事な相撲で全勝優勝を飾り、栄光のマカロンを手にしました!
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おめでとう白鵬!

おめでとうマカロン獲得!

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相撲の話がほとんどなく、土産の話ばかりとなった観戦記ですが、まぁ実際こういう動きをしたのですから仕方ありません。それでも、丁髷バージョンにリニューアルされた「遠藤のお姫さま抱っこパネルの話」とか、SNS登録でもらったカレンダーの話とか、カットしている部分もあるのです。それだけ大相撲観戦では相撲以外が忙しいのです。

そんな中、わずかに土俵を見守った時間のあいだに、僕は驚いたことがあります。それは相撲観戦に訪れる子どもたちの数の多さ。もちろん大半は親が連れてきているので、子どもの意志かどうかはわからないわけですが、僕は「この子たちは真剣に相撲を見に来たのだ」と感じながら、驚き、喜んでいました。

何故わかるかと言うと、イヤイヤ相撲に連れてこられた子どもというのは大体ニンテンドー3DSで遊んでいるものなのです。デブの体当たりに興味が持てず、ポケモンを集めるか、どうぶつの森でコンサートをしているのが当たり前なのです。僕はそういう子どもたちをたくさん目撃してきました。DSで遊び、遊び疲れると寝てしまう子どもたちを。

それがどうでしょう。今場所、結構な数の子どもたちが、相撲に拍手を送り、宝富士だの逸ノ城だのと名前を挙げながら調子がいいだの早く見たいだのと相撲談義をしているのです。なかには中学生ぐらいの子どもたちだけのグループまで見かけたほど。女性人気が高まり、子どもたちからの人気も高まる。選ばれたオトナだけの遊戯ではなく、広く浅く世間にブームが届いている。現在の大相撲の熱気は、一過性のものではないのだと、こうした客席の変化を見るにつけ僕は感じます。

土俵の充実が観衆を呼び、観衆の熱気がさらなる土俵の充実を呼という好循環。優勝争いが終わったあとでも、熱気あふれるお客さんがキラキラした目で相撲を見つめている。これが何よりも力士の成長を促すクスリでしょう。勝った負けただけではない大相撲の魅力がちゃんと理解されている。現在の相撲ブーム、明るい未来にしっかりつながっていきそうな予感がします。2015年の大相撲、いや2016年も、2017年も、その先の未来の相撲までも、ますます楽しみです。みなさまもどうぞ、「いっぱいご飯を食べるついでに相撲を見られる居酒屋」という気持ちで、一生に一度、ご観戦いただけるとよいかと思います。

食べて、飲んで、買って、ついでに相撲を見る!これぞエンタメ空間だ!