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Synopsysは1月23日、DesignWare HDMI 2.0 Transmitter(TX)/Receiver(RX) IP、デジタルコントローラIPならびにPHY IPが、HDMI認可のテストセンターから仕様準拠性認証を取得したと発表した。

同IPは、Elliptic Technologiesの組み込みセキュリティ機能を搭載し、HDCP 2.2仕様の認証も取得しているため、HDMI 2.0インタフェース出力のデジタルコンテンツに対する最高レベルの著作権保護機能を搭載した超高解像度マルチメディア機器向けSoCの実現が可能となる。

DesignWare HDMI 2.0 IPならびに検証用IPソリューションは、60Hzのフレームレートで24ビットカラーモードの4K解像度をサポートする総計18Gbpsの帯域などの最新のHDMI 2.0仕様をサポートしている他、YCbCr 4:2:0の色調サポートにより、より少ない帯域で超高解像度映像を実現でき、21:9のフレームに対応することにより、劇場映画と同じ横長のアスペクト比が可能となる。さらに、TMDS(Transition-Minimized Differential Signaling)データスクランブル機能により、EMIを低減できる。そして、CEC(Consumer Electronic Control)仕様もサポートしているため、1つのリモコンで複数機器の操作を可能にする機能を実装できる。

また、このシリコン実証済みIPに加えて、同社はDesignWare IP Prototyping Kit for HDMI 2.0も提供している。同キットは、IPのプロトタイピングと統合に必要となるハードウェアとソフトウェアをともに提供しているため、数分以内にIPのSoC実装作業に取りかかることができる。この他、事前コンフィギュレーション済みのIPとSoC統合ロジックとともに提供されるFPGAベースプロトタイピングシステムHAPS-DX、PHYドーターボード、シミュレーションテストベンチ、Linux/リファレンスドライバ/参照アプリケーションで構成されている。加えて、Linuxを実行できるDesignWare ARC 32ビットプロセッサベースのソフトウェア開発プラットフォームも提供する。

なお、同IPはファウンドリ各社の28nmプロセスならびに16nm FinFETプロセスに対応したHDCP 2.2組み込みセキュリティ仕様準拠の認証済みで、すでに提供を開始している。また、DesignWare IP Prototyping Kit for HDMI 2.0も提供を開始している。

(日野雄太)