日本代表アジカップベスト8で敗退!この成績ではアギーレ監督解任は不可避のため、後任にはアノ男を推挙するの巻。
アギーレを解任せよ!後任にはアギーレを推挙する!

日本代表のアジアカップが終わりました。23日の準々決勝UAE戦、日本代表は相手を30本あまりも上回るシュートを放ち、幾度も決定的なチャンスを作りながら、あと1本が出ずPK戦で敗れました。ベスト8で敗退するのは、1996年大会以来5大会ぶりのこと。悔しい結果となりました。

日本は決して弱いチームではありませんでした。敗れたとは言え、それはPK戦でのこと。記録上は「引き分け」相当の試合ですし、試合展開を見ても日本がUAEを凌駕していたことに疑いはありません。シュート数35対3という異常な数値が、負けるとすればコレしかなかったことをハッキリ示しています。日本が同じグループで圧倒したイラクは準々決勝を突破しているのですから、日本も十二分に「ベスト4」以上のチカラはあったとみなすべきでしょう。贔屓も自虐もなく傍目から見るならば。

とは言え、結果は結果。

どれだけ強かろうが、圧倒しようが、負ければ望みは叶いません。「何があっても」結果を出すことを求めるなら、今の体制にはそのチカラがないことが今回証明されたのです。奇跡のチカラもなければ、金で相手を買ってでも勝つという悪のチカラもないことが。来たるワールドカップ予選についても、「まぁ何とかなるんちゃう?」と安心する材料は何もありません。今回、掛け値ナシの公式戦で「アジアの上位4つ」に入れなかったのですから、次も入れないかもしれない。

その意味で、アギーレ監督の進退は問われるべきでしょう。選手を挿げ替えてメッシやC.ロナウドを呼べればいいのですが、現実的にクビを挿げ替えられる場所は監督しかないのです。このタイミングを失えば、次の判断タイミングはワールドカップ予選です。このままで大丈夫なのか。取り返しがつかないことになりはしないか。今が最後の監督の進退を問うタイミングです。うーん……(検討中)……負けたし、八百長の疑いもありますし、クビにしてしまいましょう。クビですクビ!

さて、クビにしたはいいがこれからどうしたものか。

日本代表を巡る状況は決して楽観的なものではありません。かつて乗り越えた「アジアの壁」は再び目の前まで迫ってきています。今回アジアカップをベスト8で去りますが、2014年にはU-21代表がアジア大会でベスト8止まりとなっており、U-19代表もアジア選手権でベスト8止まり、U-16代表もアジア選手権でベスト8止まりとなっています。

アジア大会はそもそもの取り組み方が違うとか、いろいろ理屈はこねるとしても、キレイにベスト8で負けているというのは単なる偶然でしょうか。日本はアジアの中で、「いつも大体ベスト8くらいの国」になってきたのではないでしょうか。日本が弱くなったのかもしれませんし、ほかの国が強くなったのかもしれません。あるいは、プロリーグ発足やワールドカップ開催で瞬間的に築いたリードがコチラの成長鈍化とともに消えたのかもしれません。真実はどうであれ、結果は歴史となり、歴史は事実となります。ベスト8で負けつづけたなら、ベスト8で負けるくらいの国になるのです。

うすうす気づいてはいました。コチラが足踏みしていることは。大きな節目で言うと、2008年頃でしょうか。J1リーグの入場者数が最高記録をマークし、浦和レッズ・ガンバ大阪が連続してアジアを制し、現代表チームとほぼ重なる北京五輪世代が日本代表に続々と加わった頃が。あれから6年あまりが経ちますが、その時代の踊り場をグルグルと回っているような気がします。あのときが頂点だったんじゃないか。今日より明るい明日は来ないんじゃないか。そんな不安とともに。

素晴らしい時代だったがゆえに、時計を進めるタイミングを見失っていました。だからこそ後任には、強引に時計の針を進められる人材が必要です。瞬間的に弱くなったとしても、新たな風を吹き込ませることが必要です。どんなに素晴らしい選手・チームでも、飽きたり慣れたりするもの。だからこそ世界最強レベルのクラブは毎年のように新戦力を獲得し、自分たちを変えていくのでしょう。「変化するものだけが生き残る」とでも言うように。

しかし、「変わる」ことは「捨てる」ということではありません。年代別代表じゃないのですから、古いものも上手に使い、ときに補修したり、ときに使い方を変えたりしながら、上手に整えていきたい。それができる人材を後任には据えたいところ。

僕はこの半年を見て、アギーレ監督はそれに足る人物だと感じています。

アギーレには聖域がありません。どんな選手でも、批判を恐れず呼んでみる胆力があります。アギーレは夢を見ません。「何かやってくれるかも」などと奇跡にすがったりせず、決断はいつも先手先手です。アギーレは変化を恐れません。本来のポジション以外に置いてみたり、違う役割を与えてみたり、過去にとらわれません。そしてアギーレはドッシリと地に足がついています。あれだけ引っかき回したあとでも、シレッと古い井戸から人を連れてくる図々しさがあります。「だって、いいものはいいんだもん」という顔で。

僕の本来の考え方としては、「どんな理由があろうが本番で負けたら解任」です。それは曲げられないのでアギーレ監督はクビにしますが、予選で再びアジアカップのように負けてしまうかもしれないことを覚悟の上で、アギーレ監督の後任にハビエル・アギーレ氏を推挙します。この敗戦を受けて、アギーレ氏がどう日本代表に変化をもたらすのか、それを見てみたい。八百長でつかまるのが先か、アジア予選で負けるのが先か、アギーレ監督セカンドシーズンに期待を込めて。

泣きの1回、お願いします。

ということで、23日のテレビ朝日中継による「アジアカップ準々決勝 日本VS UAE戦」をチェックしていきましょう。

◆的を狙って蹴るゲームなら、香川真司、キミがチャンピオンだ!

負けられない準々決勝。アギーレ監督が選んだスタメンは4度同じ顔ぶれでした。真夏のオーストラリア、相手より1日間隔が短い中2日での試合。コンディションの面で不利は否めません。今野泰幸は負傷で戦線を離脱しており、大会を前に負傷離脱した内田篤人も含め、守備陣にはジワッと駒不足の様相も。なるべくなら死闘・総力戦は避けたい状況です。

UAEボールで始まった試合。この日の日本は前3試合のように、相手の出鼻を挫く展開には持ち込めません。立ち上がりの4分には酒井高がモチャクチャしている間に奪われたボールを、吉田の裏に通されてあわや失点の大ピンチ。ここは川島が身体で防ぐも、つづけざまにシュートを浴びるなどUAEが攻勢を強めます。そんな中で迎えた前半7分。長いボールを裏に通されると、ポンと合わせたシュートが日本ゴールにスーッと吸い込まれていきます。

↓サイドで起点を作って、日本のCBの間に斜めに通す!左と右で同じことをやられ、2回置き去りにされた日本守備陣!UAEにしてみればしてやったりの先制点!


「そこに斜めに放り込め」は日本崩しの定石みたいなもんだな!

こういうときは抜かれてもいいから全力疾走で体当たりしてくれ!

そして、撃たれたシュートに対してはまるで頼りにならない川島!

「撃つ前に止める」「撃たれて外す」「撃たれて決まる」しか選択肢が表示されない四択問題みたいだ!

長友佑都体幹×チューブトレーニング [ 長友佑都 ]

価格:1,500円
(2015/1/24 06:20時点)
感想(0件)



その後もマブフートにいいようにやられる日本。前半10分にはDFラインからのボールを目の前に立っていたマブフートに当ててしまい、あわや追加点というピンチも。ここは森重が今度こそ体当たりで止めますが、八百長みたいに相手にパスして抜かれた吉田、八百長みたいに傍観する酒井高など各選手の動きは重く、先行きに不安を覚えます。

それでも地力に勝る日本はじょじょに攻撃からペースをつかみます。前半18分には酒井高の踊るようなステップのクロスから乾の惜しいヘッド。前半32分にはショートコーナーから森重に合わせるチャンス。前半39分には左サイドから折り返して中央の香川の足先に届くかという惜しいクロス。前半43分には遠藤がためてためてミドルシュート。つづけざまの43分にはサイドネットを叩く本田△のシュート。アディショナルタイムに入っても岡崎が、本田△が、UAEゴールに迫ります。

しかし、なかなか入らない。追いかけて前掛かりとなる日本と、リスクを冒さず逃げるUAE。我慢比べのような試合がつづきます。40分近くUAEのサイドで試合していたんじゃないかと思うほど押しまくりながら、結局は0-1で前半を終えます。さぁ、後半、追いかけなくては。こういう試合は、いくらでも乗り越えてきたはずです。

迎えた後半。アギーレ監督は早くも動きます。乾に代えて武藤の投入。延長120分まで考えれば怖い気もしますが、負けているんじゃしょうがない。残り45分に全力を注ぐ。アギーレ監督らしい、先手先手の采配です。「最初だけちょっと攻めたろう」というUAEの攻撃を辛くも防ぐと、再び試合は日本の攻めに変わります。

本田△が、武藤が、ゴールを脅かす。アギーレも矢継ぎ早に動き、遠藤に代えて柴崎を投入。この時点でまだ後半9分。120分の試合を考えればまだ半分以上を残す時間ですが、追いついたあとの心配などしても始まりません。何かが起きるのを待つのではなく、何かを起こしに行く攻めの采配。「目先」に全力というアギーレらしさ、シンプルにして真実です。

相手がペースを落とした後半20分過ぎからは、試合はまたも一方的な展開になります。シュート、コーナーキック、クロス、シュート、コーナーキック、クロス、シュート、コーナーキック、クロス、シュート、コーナーキック、シュート、コーナーキックとつづく無間地獄。それはまるで岩の扉を叩きつづけるような感じ。扉が割れるのが先か、拳がつぶれるのが先か。15本、20本、シュートの連射が注がれます。

ダメなのか…?そう感じ始めた後半37分。ついに日本に待望のゴールが生まれます。後半、攻撃陣のタクトを振るった柴崎がDFと揉み合う本田△に当てると、その落としに自ら走り込んで右足一閃!細い道を通り抜けるようにしてゴールの扉をこじ開けた!

↓遠藤と代わって入るだけのことはある!よく決めた!


よぉぉぉぉぉぉぉぉし!よく決めた!抱いてやる!

会社のデスクでコソコソとワンセグで見ていたのに、盛り上がってオッシャァ叫んでしまった僕が!

↓抱いてやろうと思ったら、「ふたりともまとめて抱いてやる」という凛々しい表情で、もう抱いてた!

抱きに来るの遅せぇよ!

頼むぞ新しい日本を!

長友佑都体幹×チューブトレーニング [ 長友佑都 ]

価格:1,500円
(2015/1/24 06:20時点)
感想(0件)



その後もつづくシュートの連打。何度も惜しいチャンスはあった。しかし、香川が放つシュートはことごとく目の前の人間の正面をつき、どうしてもゴールに届きません。90分を終えて1-1のまま。そして延長に突入しても動かない試合。撃てども撃てども入らない。「豊田のシュート全然当たらんのぉ…」「香川のシュートは全部相手にバチーンと当たるのぉ…」「香川が豊田に向かって蹴れば、反射してキレイに入ったりせんかのぉ…」とうめくばかりの時間。

さらに日本代表には危機が訪れます。延長前半、長友が足を痛めて動けなくなったのです。すでに先手先手で3枚のカードを切ったあとのトラブル。しかし、アギーレ監督はさらなる手練手管で勝利を目指しつづけます。長友を中盤の底、あるいは前線に「置物」として配置し、ボールを跳ね返すだけの仕事を与える。空いた左SBには左右両方こなせる酒井高を動かし、右SBには鹿島でもむかーし右SBをやったことがある柴崎を動かす。どこまで考えての采配なのかはわかりませんが、理に叶った「場当たり」で走りつづけるアギーレ、見事な手腕です。

そして試合は延長でも決着つかず、運命のPK戦へ。押して押して押しまくっただけに、日本にとっては難しいPK戦です。日本のひとりめは本田△。今大会3度目のPK登場は、さすがにPK運を使い切ったあとだったでしょうか。本田△はトンデモない虚空へとPKを蹴り上げてしまいます。一方、UAEのムカつくアフロは日本代表ごとおちょくるようにゆるいボールでド真ん中へ。くぅぅぅぅぅぅ腹立つ!もしココに槙野がいたら、槙野をブン殴るところです!

その後、長谷部、マブフート、柴崎と決めますが、UAEの3人目イスマイールが外して同点に。よぉぉぉし、まだいける。前もこんな試合あったな。勝てる勝てる勝てる。勝つぞ勝つぞ勝つぞ。豊田、ハッサン、森重、アル・ファルダン、両チーム決めつづけ5人目を終えて4-4。サドンデスに突入した6人目、ここで日本は香川が登場します。的当てなら今大会ベストイレブンに入ることは間違いない、的当ての名手が…。

↓香川、外した!日本、PK戦で敗れる!本田△、香川が外すというドラマのようなストーリー!



あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…。

負けたか…。

長友佑都体幹×チューブトレーニング [ 長友佑都 ]

価格:1,500円
(2015/1/24 06:20時点)
感想(0件)



PK戦はクジ引きのようなものと言いますので、クドクドは言いますまい。「本田△のPKは真ん中に強く蹴るしかないから…」「飛んでくるボールに対する川島の逆反応感」「香川が撃つ前から外す顔でPK登場」などなど、ヤマほど愚痴はありますが、いいでしょう。PKなんてどうしようもない。それよりも120分で決められなかったほうを愚痴るべき。「本田△のFKは真ん中に強く蹴るしかないから…」「飛んでくるボールに対する川島の逆反応感」「香川が撃つ前から外す顔でシュート」などなど、反省すべき点を真摯に受け止めましょう。

それでも、下を向く必要はありません。ぶっちゃけ勝ち試合です。圧倒的勝ち試合です。ノイアーかメッシかどっちかがいれば1-0か5-1で勝った試合です。この日苦杯を舐め、俗に言う「戦犯」となった選手たちは、素晴らしい時代を切り拓いたヒーローでもあります。感謝こそすれ、怒る気にはなれません。

今後は、その感謝を抱きつつも、時計の針をさらに進め、新たな変化を求めたいもの。この日の試合を見ても感じるように、柴崎や武藤といった新たな選手の台頭が上積みとなって、日本に勝機を生んだのです。確かにメンバーがガチガチに固定されたのは、負けられない試合がつづけば仕方ないことです。これだけ圧倒して、全部外したなら、それはもう疲労のせいではありません。ただ、惜しむらくは、柴崎や武藤のようなニューヒーロがもっといたなら、半分半分くらいでローテーションできていたら、また違った結果もあったかもしれません。グアルディオラ監督か誰かも言っていました、「新しいものを作り出した者が勝つ。何故なら対策ができないから」と。敗北を糧に、新しい日本へ。日本もファンも驚くような変化の始まりへと、この敗戦を起点としてもらいたいものですね。

↓アギーレ監督はまったく敗戦にもショックを受けない!何というタフガイだ!
アギーレ:「結果はよくないですね」

アギーレ:「PK合戦になってしまいますと、何が起こってもおかしくありません」

アギーレ:「そこでミスを2つ犯してしまって、相手は1つだけに抑えたというところで敗戦になりました」

アギーレ:「立ち上がりの10分間、あまりよくなかったですけれど、そこで失点してしまった」

アギーレ:「それを引っくり返すために、その後はずっといいプレーができていたと思います」

アギーレ:「試合の中で相手がずっと守備的な形になってましたけれど」

アギーレ:「攻め込んでも勝てない、そういうことが起こるのがサッカーです」

アギーレ:「少し疲労があるところでフレッシュな武藤、柴崎、豊田を投入しました」

アギーレ:「選手たちはしっかり頑張ってくれたと思いますので、特に彼らのパフォーマンスについて言うことはありません」

アギーレ:「(選手たちを)讃えるだけです」

アギーレ:「素晴らしい努力を見せてくれました」

アギーレ:「PK合戦は運も絡んでますけれど、私はこのチームに対し、誇りを感じております」

事実の確認!ありがちなことの確認!最後は「運」!

アギーレはまったく敗戦を引きずってなどいない!

このタフネスなら裁判と仕事も立派に並行できそうだ!

訴えられてるし、試合も負けたけど、アギーレは今日も元気です!

もしアギーレがダメでも武田がいるので、もう少しだけ様子を見ましょう!