4度目のアジア杯は初のベスト8敗退…遠藤「サッカーの怖さをあらためて学んだ」

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[1.23 アジア杯準々決勝 日本1-1(PK4-5)UAE シドニー]

 一発勝負の怖さだった。MF遠藤保仁(G大阪)は「トーナメントでは結果がすべて。残念な結果。これだけチャンスをつくったのに負ける。サッカーの怖さをあらためて学んだ」と、ベスト8敗退という結果に無念さをにじませた。

 前半7分に先制点を許しても慌てなかった。前半42分には長友の横パスから右足ミドルを狙うが、枠外。後半8分にも遠藤の右クロスからニアに走り込んだFW岡崎慎司の背後でフリーになったFW武藤嘉紀が頭で合わせたが、ゴール左へ外れた。

 遠藤は直後の後半9分にMF柴崎岳と交代。UAEを押し込むチームメイトの戦いを見ながら勝利を祈っていた。後半36分には柴崎が同点弾。試合を振り出しに戻したが、次の1点が遠かった。

「徐々に相手の足も止まっていたし、苦しみながらも同点に追いついて、もうひと押しというか、ビッグチャンスもあった。そこで決めるか決めないかが拮抗した試合では大事。そこで決められなかったことは残念」

 自身4度目のアジア杯。「簡単には勝てない」と、その難しさは身を持って知っていた。04年大会は優勝、07年大会は4位、そして前回の11年大会は優勝。自身3度目の戴冠を目指した遠藤にとって、初めてのベスト8敗退となった。

(取材・文 西山紘平)